これが「味噌ラーメン」
11時25分に店の前まで行くと、シャッターがあがり、暖簾がかけられている。ちょうど、整理券をもらっていた人がいた。番号を聞いてみると8番だそうだ。カウンターの奥へと通される。食券を買うように言われ、Eくんは「辛味噌ラーメン」、僕は「味噌ラーメン」にする。
奥から整理券1番、2番という具合に入れられているようだ。Eくんが1番、僕は2番。隣の3番の人に何時頃きたのか聞いてみた。すると「10時45分くらいです」との答え。そうこうしているうちに、目の前にラーメンが運ばれてきた。
まず、そのボリューム感に驚かされる。750円で、このボリュームだ。しかも、壁には
無料にて
・野菜大盛り
・生ニンニク
承ります
という文字。いやぁ、驚き。
「味噌ラーメン」750円である。 |
スープをひとくち。ああ、いわゆる味噌ラーメンとは違うなぁ。マイルドだが、濃厚なスープである。濃厚といっても油っぽさはない。すっきりしている。
モチモチした麺がうまい!
上にのっているモヤシがまたうまい。ちょっと生っぽいシャキシャキ感がいい。さて、下の方にある麺を箸にかけてみた。おお、黄色のしっかりした麺だ。口に入れてみると、小麦の香る、歯ごたえのある麺である。おいしい。トッピングの野菜が実においしくて、野菜大盛にしたいくらいだ。生ニンニクも今度は試したい! |
麺の量がけっこうあって、どうだろうと思ったが、大盛でもいけそうなほどスルスルと入っていく。それにしても、こんな場所にこんなおいしい味噌ラーメンがあるとは、知らなかった。
「辛味噌ラーメン」もうまい
Eくんによれば、ここのご主人は「中本」で修行されたとのこと。あの蒙古タンメンの中本だ。辛さの中にうまさがあるはずだとEくんは「辛味噌ラーメン」を注文。ひとくちスープをもらったが、辛いのが苦手な僕でも大丈夫。というか、実にうまい辛さだ。この上にさらに辛い「番長ラーメン」というのもある。こちらはEくんが注文した「辛味噌ラーメン」750円。 |
そうそう、肉厚のチャーシュー、これまた肉厚のメンマも実においしかった。チャーシューは脂身が多いタイプだが、柔らかく、口の中でとろけてしまうようなかんじである。スープをいっきに飲み干そうとしたら、Eくんに止められた。あ、そうだ、ハシゴをするのである。
ちょっと心残り。次回はスープを飲み干したい!
というわけで、我々は幸せな気分で店を出て、都立家政に向かう。次は「麺や 七彩」である。
次ページでは
都立家政駅の「麺や 七彩」まで歩きます!