谷中にある銭湯、その実態は…
実は銭湯の建物を利用したギャラリー「SCAI THE BATHHOUSE」 |
建物の後ろにはちゃんと煙突もあり、外観がまさに銭湯。
訪れたときはちょうど横尾忠則さんの展示が行われていた。
入り口を入ると両側に下駄箱がちゃんとある。
銭湯ではないので、男湯、女湯(とは書かれていないが)どちらから入ってもいい。
ギャラリー内もほぼ、そのままの形でどーんと広い。
そのため大きな絵も展示が可能だ。
当たり前だが、湯船などはない。
原宿にあるトンカツ屋さん「まい泉」も銭湯の建物を利用した店舗になっている。
高い天井の広い空間はなんだかホッとさせられたりもする。
根津の宮の湯へ
路地の途中にある入り口はシャッターが閉められていた。 |
このあたりの路地はどこか懐かしいかんじである。
根津2丁目にある「宮の湯」さんもそんな路地にあるのだが、地下鉄の根津駅からもすぐの場所である。しかも、近くには庶民的な居酒屋などもあり、湯に浸かってビールなどというコースにはピッタリ。
が、シャッターが閉まっていた。定休日は水曜日とあるのだが、きょうはたしか火曜日だ。仕方なく、別の銭湯を探す。
六龍鉱泉でお湯に浸かる
路地をいくつか曲がり、やっと見つけた「六龍鉱泉」。 |
住所は池之端3丁目である。
池之端というと上野のイメージがあるが、「六龍鉱泉」は根津駅のほうが近いようだ。
さっそく行ってみることにした。
夕暮れ時、路地を進むと、豆腐屋のラッパの音が聞こえた。
いまどきそういう商売をしている人がいるのかしらとラッパの音がするほうへ足を進める。あ、最近よく見かけるリヤカーで豆腐を売っている業者である。
路地を進み、やっと「六龍鉱泉」にたどりついた。