東ヶ丘の住宅地を歩く
気持ちのいい住宅街の散歩である。 |
住宅街を抜けていく。途中「ガボン大使館」というアフリカの国の大使館前を通り過ぎたりして、なかなか楽しい散歩だ。
このあたりの住居表示は「目黒区東が丘」になっているが、昔は「芳窪町」といっていたようだ。町の掲示板にその名残が見て取れた。
このあたりは世田谷区と目黒区の境なので、住居表示を見ながら歩いてもおもしろい。
「あ、ここは…、なんといいましたっけ」
とEくん。話を聞いてやっとわかった。暗渠(あんきょ)である。
いつも僕が言っている、遊歩道などは元は川であったところが多いのだ。
ここもそうだ。今は普通の道だが、以前は川だった。そして、今、川は道の下を流れている。すなわち暗渠である。
耳を澄ますと、水音が聞こえた。
このあたりはおもしろい散歩コースである。
ほどなく、駒沢オリンピック公園が見えてくる。
公園の外周がジョギングコースになっている
内側がサイクリングコースで外側がジョギングコース |
「これは走った距離がここに出るんですよ」
とEくんが教えてくれた。なるほどどれくらい走ったかわかるわけだ。
昔でいえば一里塚のようなものか。
全長は2148mでサイクリングコースと並んでジョギングコースがある。
緑あふれるいいコースだ。
走る人、歩く人、自転車の人
天気の良い日の駒沢公園を満喫する人たちとすれ違う |
ああ、近所にこういう場所があると素敵だろうなと思った。
歩いていて思ったのは、実に自然が豊かであること。2月の初旬。もう梅が咲いていた。梅の花は次ページへ!