中央通りを上野方向へ歩く
万世橋を渡る。そこはもう秋葉原だ。 |
このあたりは、御茶ノ水駅、秋葉原駅、神田駅などどこも歩けばすぐに着く。これに加えて最近では地下鉄の駅も多数あるので、歩くと駅だらけというかんじだ。
我々は中央通り行く。このあたりもすぐにJRの駅を通り過ぎる。秋葉原を超えてしばらく行くと御徒町駅。そうするともう上野は見えている
五重の塔が見えてきた
遠くからの目印になるのがこの五重塔。かつては上野東照宮の一部だった。 |
このランドマークをたよりに歩くと、上野東照宮の入り口にたどりついた。
入り口に説明があった。国指定重要文化財なのだそうだ。さらに読めばこう書かれていた。
藤堂高虎は上野山内の屋敷の中に、徳川家康を追慕し、家康を祭神とする宮祠を造った。これが上野東照宮の創建と言われている。
なるほど、藤堂高虎といえば、この上野という名前をつけたのが彼だ。藤堂家の所領である伊賀上野に地形が似ていたためと言われている。
ただし、これには異論もあり、高虎以前から上野と呼ばれていたという説もある。
上野東照宮へお参りをする
社殿へ向かうところにあった大楠。樹齢600年だそうだ。歴史の重みを感じる。 |
「東照宮」というのは、家康が朝廷から賜った宮号である。それ以後は家康を祭る御宮を東照宮と呼ぶようになったそうだ。
お参りをして、社殿を拝観することにした。
そこで、見たのは、なんと樹齢600年という大楠である。上野の祖木ともいわれる御神木で、幹の太さは8メートルだそうだ。これには驚かされた。
カメラを向けても全体がうまく撮れず、縄が張ってある幹の部分だけを撮った。