住宅街から風鈴の音が聞こえる

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住宅街で見つけた風鈴。炎天の中、風に吹かれて音を出していた。
住宅街の細い路地を南に南にと歩いていこう。緑が多く、静かである。たまに蝉の声が聞こえる程度だ。
どこからか、風鈴の音が聞こえる。探してみると、住宅街の木に風鈴がくくりつけられていた。
今年の夏は暑いのだけれど、風があるので、さほど厳しさはない。
妙法寺への案内板があちらこちらにあって、うまく誘導してくれる。


堀ノ内のお祖師さま

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落語に「堀ノ内」という演目がある。そのなかに出てくるのがお祖師さま、妙法寺である。
「堀ノ内」という落語がある。そそっかしい男がそのそそっかしさを治そうとここ妙法寺にお参りにやってくるという噺。落語家さんによって、、男は神田に住んでいる。そそっかしい男は、堀ノ内のお祖師さまを目指すのが、道に迷って聞いてみれば両国。やっと四谷まできて、さらに道を聞くというような噺で、散歩者には興味深いけれど、実際に歩くとかなりの距離になる。
妙法寺にお参りをする。落語の「堀ノ内」では、持っていたお金をすべて賽銭箱に入れてしまう。ここの境内で弁当のつもりで広げたのは、男の妻の腰巻。中に入っていたのは枕であった。

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「ご自由にご参詣ください」の看板があり、江戸時代から庶民に親しまれたお祖師さま。
落語を聞いているとわかるのだが、そこでは、
「堀之内のおそっさま」
と言っている。「お祖師さま」ということなのだが、江戸時代から厄除けのお寺として庶民に親しまれていたようだ。
この日も参詣をする人たちが次々とやってきている。
さっき「七つ森」でもらったお釣りの5円玉を
お賽銭として投げる。
今年中になんとか結婚できるようにお願いをする。
ひょっとしたらかなうかも。淡い期待!