散歩/和む散歩ルート

官庁街をめぐる、霞ヶ関~日比谷散歩(2ページ目)

霞ヶ関というと、中央官庁が集結している地域である。このあたりをよく散歩していたという方の案内で、昼下がりの官庁街を散歩。国会議事堂、赤坂を抜け、新宿まで歩いた。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

中央官庁街から日比谷公園へ

すでに早咲きの桜が咲いている。美しい!
ご飯を食べたあと、近くの建物を巡る。それぞれの建物は自由に出入りできるわけではない。たいてい入り口には警備員がいる。とはいえ、身分証明書を見せれば入れるところも多い。農水省の地下一階に天野さんは案内してくれるのだが、どうやら、昔とは変わってしまったとおっしゃる。

「以前はここでいろいろな物産を販売してて、昭和のような雰囲気でしびれる感じだったんですけどねぇ」

とのこと。今は工事中のところが多い。昭和から平成に生まれ変わろうとしているのだろう。

地上に出て、歩き始める。考えてみれば、やっと散歩が始まったという感じ。だが、今度は政府刊行物サービス・センターへ。一般の書籍や雑誌も売られている。天野さんは自分の仕事関係の書籍を見つけて購入。

霞ヶ関あたりは、道路が広く、大きな建物が並び、坂が多い。すでに花が咲いている桜もある。歩みを日比谷公園に進める。この日、用事があるので、早めに帰るという天野さん。ここで、お茶でもしようかということになった。

天野さんが注文したモンブラン。少しもらったけど、おいしかった!
日比谷公園を歩き始めると、突然オシャレなカフェが出現した。ヴィラ・デ・マリアージュ日比谷パレスである。レストランであり、婚礼のパーティなどもやっている場所のようだ。ケーキと飲み物のセットが1000円。ケーキはテーブルまで運んでくれた中から選べる。天野さんはモンブラン、たむねこさんはクリームブリュレ、僕はフォンダンショコラといのを選ぶ。はっきり言ってよくわからないが、おいしい。ケーキのプロであるたむねこさんにあれこれ話を聞きながら、みんなで分け合って食べる。楽しいねぇ。

ここで、天野さんが離脱。つうか、まったく歩いていないのに案内人がいなくなってしまった。とほほ。たむねこさんと少し途方に暮れながら、国会議事堂の方向に歩こうということになった。
官庁街でランチを愉しみ、日比谷公園でデザートを。歩み始めの遅い散歩になった

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