大きなたまねぎの日本武道館
千鳥が淵を過ぎると大きな門がある。それが田安門 |
大きなコンサートなどで一度は日本武道館に来たことがあるだろう。九段下の駅から来るとずっと坂を登るかんじだ。
千鳥が淵を過ぎると大きな門がある。田安門である。ここは昔の江戸城への入り口のひとつ。四谷見附のところでも説明したが、まさにここもまっすぐ道が続いているわけではない。門を入ると目の前は石垣だ。ここを右に曲がると再び門。
もし敵が攻めてきたとき、両方の門を閉めると、敵を少人数に分断し、たとえば石垣の上から鉄砲などを撃つのであろう。
日本武道館。その先端の大きな「たまねぎ」は、爆風スランプの歌であまりにも有名 |
さらに日本武道館の前を通り過ぎ、先に行くと、北の丸公園がある。この日は、年末だということもあって、人はあまりいない。
僕たちはベンチに座って一休み。鳥の鳴き声が聞こえる。心地よい疲労感だ。
【参考までに今回の散歩ルート】
四谷をスタートし、市ヶ谷、九段下まで。桜の季節が一番オススメ。途中釣堀を経由したため2時間かかったが、普通に歩けば40~50分程度で歩ける |
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