ボディボードでスピンを上達させたい! 基本のやり方
ボディボードでスピンを上達させるコツとは
<目次>
ボディボードのスピンのやり方とは?
スピンとは斜面を走っているボードを360度回転させ、またライディングを続けていくテクニックで、3つの重要なポイントがある。1 ボトムターン
2 ボードへの乗り込み
3 ヘッドムーブ
この3つの順序と完成度によって、スピンが出来るかどうかが決まってくる。
ボディボードのスピンのやり方1:ボトムターン
しっかりとレールを入れてトップへ向かってボトムターン |
ボディボードのスピンのやり方2:ボードへの乗り込み
身体をボードにしっかりと乗り込んで、レールを抜こう |
しっかりと乗り込み、レールを抜くことが出来るとボードが回転する |
このボトムターン&ボードへの乗り込みがしっかりできれば、5回中3回は回ることができるハズ。まずこの2つをしっかりと練習して、ボードが回転する感覚を実感しよう!
そして、この2つの練習に適した場所は、崩れてしまった白い波「スープ」。スープで練習するなんて、やっぱりフェイスじゃないと……と思われるかもしれないが、波乗りで上達するために一番重要なことは、回数乗って実際に練習すること。フェイスの部分で練習できればそれに越したことはないのだが、現状日本のビーチブレイクでは混雑は避けられない。1ラウンドに何本しか乗れない時には、なかなか新しいことを練習する気にもならないことでしょう。
それならば、考えを割り切ってしまい、ビーチの手前の誰もいないところで数多く乗って練習するのが一番。特にスピンの乗り込みはボードが走っている状態で行うので、自分が思っている以上に乗り込めないことがほとんど。陸上での練習と、波に乗った状態での練習を数多くこなすことがとっても重要!
ボディボードのスピンのやり方3:ヘッドムーブ
次の進行方向へ向かって、肩と頭を勢いよく振り向かせる |
しっかりヘッドムーブが出来ると、270度くらいの回転はできあがっている |
まず、ボードに乗り込んで90度くらい回った時は、ボードの回転方向とボードの進行方向が逆になっている。写真でみるとボードの回転方向は右側なのに、進行方向は左側になっている。この時の目線は回転方向に合わせるのではなく、進行方向に残すようにしよう。目線を残したままボードが回転していくと、左肩で進行方向が見えなくなる。この時に左側から右側に向かって、思いっきり頭を振りぬく。見るのは足でも陸でもなく、回転した後に進む波の斜面でなければならない。
この頭の動きにより、頭を振る前にはノーズの左側にあった頭が右側に移動し、その力がフラットな状態のボードを動かして回転させる。これがヘッドムーブという動きである。
ヘッドムーブまでができると、最後は基本姿勢でテイクオフをするような感じで360度回転のスピンが完成! |
ボディボードのスピンを成功させるコツとは?
スピンで重要な動きは3つ「ボトムターン、ボードへの乗り込み、ヘッドムーブ」。しかし、いきなり3つの練習は大変なので、まずはボトムターンからボードへの乗り込みで回転するということを身体でしっかり覚え、ある程度回れるようになってから、ヘッドムーブを入れていくのがよいでしょう。スピンではその他に足の上げ方や、頭の振り方などいろいろなスタイルがあり、これでなければいけないという決まりはない。これはライディングスタイルによってい変わってくるので、DVDや雑誌で自分の好きなライディングスタイルを探して、そのライダーのスピンを研究して、自分のスピンを完成させよう!
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