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小池葵Lesson4 目線が重要!

波のパワーゾーンを意識することで、一番いいポジションで技をかけられるようになる。目線を意識することでパワーゾーンをキープ。

執筆者:うるの 加奈

第1回目基本姿勢をマスター!
第2回目レギュラー基本姿勢をマスター!
第3回目グーフィー基本姿勢をマスター!

テイクオフしたら目線!

テイクオフ
photo1 テイクオフの姿勢
レギュラー
photo2 レギュラーの時は視線も右

うまく波をつかまえてテイクオフ。レギュラー方向へ進みだしたのはいいけれど、波においていかれてしまったり、波よりも早く進みすぎてしまうことないですか?ここで、波のパワーゾーンをしっかりと見つけるポイントを伝授しましょう。

テイクオフが出来るようになり、レギュラーもグーフィーもどちらでも進めるようになってくると今度はターンや技の練習をするようになる。この時に一番多いのがまっすぐにテイクオフをして、ボトムまで完全に下りきってしまい、そこでターンをしてもスピードがついていかずにスープに巻き込まれてしまうこと。これではなかなか次のステップへと進めない。

この時に重要なのが目線。常に自分の体の横で波を感じるように、斜め前方くらいを見るように意識する。どうしても目線が遠くなってしまうことが多いのだが、あまり遠くを見てしまうと波のパワーゾーンから離れてしまい、技がなかなかマスターできないことになる。テイクオフからの細かい目線について、写真とともに解説しよう。

小さめの波
photo3 目線は少し下
掘れてる波
photo4 掘れている波は目線が少し上

テイクオフをする時からレギュラーかグーフィーかを見極める。レギュラーの場合、テイクオフの時から波を目の端に入れるようする(photo1 右側の波を見る)。テイクオフをしてレギュラーの姿勢をとったら(photo2 右側の体に近い波面を見る)、自分のボードのトップに近いくらいの位置の波面(photo3 葵チャンの手のある位置)を見る。もっと掘れている波の時にはいつもよりも少し上より(photo4 葵チャンの手のある位置)を見ることで、波の掘れ具合をしっかりとチェックする。波のサイズによって多少は目線の位置が変わってくるが、基本は自分の顔から50~100cmくらい右斜め前方という意識を持つ。ここに目線をおくことで、波の質やサイズなどをしっかりとチェックできるようになる。

海外のパワーのあるビッグウェイブならボトムに下りきって、そこからボトムターンで次へのターンにつなげるということもある。しかし日本のパワーの少ない小さい波の場合、ボトムに下りきってしまうと失速してしまうことが多いので、出来るだけ波のパワーゾーンをキープするように心がけよう。そのためには目線が一番重要!

<関連リンク>
第1回目基本姿勢をマスター!
第2回目レギュラー基本姿勢をマスター!
第3回目グーフィー基本姿勢をマスター!
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