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●ロッカー
ロッカーとはボディボードの「反り」指します。
市販されているボードには、もともとほんの少しだけロッカーが入って
います。
反りの向きによって「順反り」と「逆反り」の2つがあり
それぞれ単に「ロッカー」「逆ロッカー」と呼ばれます。
★順反り=ロッカー★
デッキ側へのロッカーのことで、普通ロッカーといえば
デッキ側の反り具合を指します。
ロッカーが入ることによって、ターンのきっかけがつかみやすく
なりますが、きつすぎると、テイクオフしにくくなってしまいます。
海に入って乾かす、を繰り返すうちにどうしても自然にきつくなって
しまうので、ショップでボードを選ぶ時には、ほぼまっずぐのものを
選びましょう。
また、長期間在庫として置かれていたり、乾燥した場所に置かれていた
ボードもロッカーがきつくなっている事が多いので気を付けましょう。
冬のあいだお休みしていて、春に海に戻った時なども、ロッカーが
きつくなったと感じることがあります。
こんな時は一緒にお風呂に入って?!お湯で洗うと戻る場合も
ありますよ!
★逆反り=逆ロッカー★
ボトム側へ反り具合を指します。
ほんの少しだけ逆ロッカーの入ったボードは、ボードの「しなり」を
上手く使うと、ターンの際ボードの反り具合を自在にコントロール
できるので、かえって有効だったりもします。
●フレックス
フレックスとはボディボードの「しなり」を指します。
フレックスの違いは大まかにいって、やわらかめ、硬め、に分けられ
一般的に、硬めのものは上級者向き、とされています。
しかし、これにも個人差があり、たとえば、筋力の自信のある方なら
ある程度硬めのボードでも上手くしならせる事ができるでしょう。
★やわらかめ★
コントロールしやすく、波側の肘を意識するだけでレールの出し入れが
ラクです。
しかし、ちょっとした体重移動にも反応してしまうので
波にひっかかりやすく、スピードは出しにくくなります。
でも細かいターンには向いているので、胸以下位の小さな波などには
やわらかめのボードが向いているでしょう。
★硬め★
コントロールは難しくなりますがスピードは出しやすく、安定するので
比較的大きな波に向いています。
ボードのしなり具合は、前回のクローズアップでご紹介したように
材質によって大きく変わってきます。
まずは材質チェックがポイントになります。
そして、アタリをつけたボードを実際にさわってみて確認するのが
一番ですよ。
材質の他、水温と気温はフレックスに大きな影響を与えるので
要注意です。
水温が上がればやわらかくなり、下がれば硬くなってしまいます。
夏場にちょうどよかったボードが冬には硬くて扱いづらい、という事も
よくあります。
ホームポイントの気候条件を考えてボードを選べるようになれば
アナタももう上級者かも!?
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