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はじめてのスノボ講座その6 バックサイドターン(2ページ目)

スノーボードの滑り方を1から丁寧に教える「はじめてのスノボ講座」の第5回目は、「バックサイドサイドターン」です。フロントサイドターンの次は、トゥーからヒールにエッジを切り替える動作を練習しましょう!

執筆者:日色 裕二

うまくできない時は

フロントサイドターンの時と同じように、中々出来るようにならない場合は、少し練習方法を変えてみましょう。

前ページでは、トゥーエッジからヒールエッジに替える動作は、半円を描くようにボードが動いていますね。これが難しければ、今度は始めからボードを真っ直ぐに走らせて、ヒールエッジを使ったバックサイドで止まるようにします。そうするとボードの動きは、半円のさらに半分になりますね。これならエッジを替える動作はなく、まずは真っ直ぐからヒールエッジに替えていく感覚を覚えられます。

またエッジを切り替える際は、必ず途中ボードが真っ直ぐになるポイントがあり、その瞬間はどうしてもスピードが速くなります。そして慣れないうちは、そのスピードに焦ってしまい、バランスを崩したり、無理にボードを動かそうとして転倒します。なのでこの練習をすることで、ボードを真っ直ぐ走らせる時のスピード感覚にも慣れるでしょう。うまくできない時は、さらに細かく段階を踏んで練習しましょう!

ではさっそくやってみます!

練習再開!

やり方はフロントサイドターンの時と同じ。バックサイドの方が簡単なので、リラックスして練習しましょう!

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はじめは緩い斜面を選びましょう
1、ボードを真っ直ぐにしてスタート
始めからボードを真っ直ぐにしてスタートします。まずはスピードが出過ぎないように緩い斜面を選びましょう。はじめはスピードが恐いと感じるかもしれませんが、徐々にスピードには慣れます。慣れて恐怖心がなくなると、自然とバランスも安定してきます。

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スピードに体が遅れないように基本姿勢を保ちます
2、早めにストップ動作開始
ボードが走り出したら、スピードが出過ぎないうちに、早めにストップ動作を開始します。この時点でスピードに体が遅れて後傾(こうけい)になってしまうようでは、うまくエッジをコントロールすることは出来ません。基本姿勢を保てるように意識しましょう。

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前足のカカトを踏みましょう!
3、前足のカカトを踏む
目線は常に進みたい方向へ送ります。そして前足のカカトを踏むと自然とボードが横になります。

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ここまでくれば、あとは木の葉と同じ
4、ヒールサイド木の葉を思い出す
ヒールエッジがかかって、ボードが横を向いてきたら、あとはヒールサイド木の葉で覚えた、エッジコントロールを発揮します。

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止まる時は両足均等に!この動作にはもう慣れましたね
5、止まる時は両足均等に荷重する
止まる時は前足荷重にしていた重心を真ん中に戻し、両足均等につま先で踏ん張ります。木の葉がしっかりとできれば、この動作は簡単でしょう。自然にできるはずです。


アドバイス

バックサイドターンができるようになったら、あとは両方のターンをつなげれば連続ターンになります。はじめたばかりでまだスムースではないにしても、とにかくこれで両方のエッジを使いながら滑ることができるようになりましたね。

今回も色々と細かい動きの説明をしましたが、考えすぎてうまくいかないことも多々あります。型にはまらずに、とにかくまずは「転ばずに滑り降りる」ことを目指してドンドン滑りましょう!滑れば滑る程にうまくなるし、問題も見つかりますが、最終的には「いかにカッコ良く、いかに楽しく」滑れるようになるかが大切だと思います。

自分のペースで、それぞれにスノーボードを楽しみながら上達していきましょう!


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