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サーフィンの「前乗り」の意味とは? 初心者向けに基本ルールを解説

サーフィンをしに海に入ってみると、1本の波に何人もの人がこぞって乗ろうとしている……。こんな光景をよく目にします。このルール違反の「前乗り」。いったいどのような状態なのか、写真付きで初心者にもわかりやすく解説していきます。

執筆者:田村 隆之

サーフィンの「前乗り」とは?

サーフィンの「前乗り」とは?

海に入ってみると、1本の波に何人もの人がこぞって乗ろうとしている……、こんな光景をよく目にします。特に波のサイズが小さいときに多く見られがち。波が小さいときは初心者向きで、人気のサーフスポットは大勢のサーファーで混雑するのです。結果、波数と人の数が合わず、ルール違反が発生。

このルール違反の「前乗り」、いったいどのような状態なのか、実際に写真と解説で見ていきましょう。そして、自分がこのルール違反を犯さないために、イメージトレーニングで構わないのでしてみてください。
 

サーフィンの前乗りとは?

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このままいけば、左のサーファーは相当危険。譲り合って乗りましょう
この写真では、赤印のサーファーがレギュラー方向に乗ろうとしています。この場合、左の2人は波を譲らなければいけません。それがルールです。

一方、一番右のサーファーはグーフィー方向に進もうとしており、赤印サーファーの邪魔にならないので問題なしです。
 
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ショートボードよりテイクオフが早いロングボード。前乗りには気をつけて
続いてこの写真では、赤印サーファーと白印サーファーがレギュラー方向に乗っています。波はレギュラーなので、赤印サーファーに優先権があります。白印サーファーは後ろに気づき、すぐにプルアウトしてください。

 
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後ろから乗ってくる人がいるのにライディングをやめないと、トラブルの原因に
お次もレギュラーの波。右側の赤印サーファーが奥から乗っています。左のサーファーは速やかにプルアウトしましょう。また、謝ることも大切ですよ。
 
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ここまで混むと、ルールというより譲り合いの気持ちしかありません。最低限ぶつからないように
あまりにも多くのサーファーが波に乗っています。混んでる海ではこんな光景がよく見られますね。相手にサーフボードがあたらないように注意しましょう。正直、ここまでなると誰に優先権があるのかわかりません……。

人気のサーフポイントでは、連休、週末などは本当に混雑! 加えて波のサイズの小さいときは、さらに混むでしょう。そんな状況の中、無理に練習してもサーフボードを壊したり、トラブルの原因になったりしやすいもの。事前に混雑度を確認し海に向かうようにすれば、空いてる海で運よくサーフィンができるかもしれません。ぜひ活用してください。

どうしても混んでる海に入らなければならない人は、しっかりとルールを守り、楽しくサーフィンしてくださいね。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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