なるほど理解！サーフィンが上達する姿勢

前回記事「こんな姿勢では絶対上達しない！事例集」に引き続き、今回は良い姿勢について解説します。サーファーによってボードに立つスタンスは人それぞれ微妙に違いますが、基本は同じ。初心者の人はここでポイントを押さえ、上達への手ごたえをつかんでください。

いい基本姿勢のポイント

後から見てもしっかりと真ん中に重心がくるようにしよう

■ボードのセンターにしっかりと乗る
まずはサーフボードにあるストリンガーの上にしっかりと体の重心がくるように立ちましょう。前や後ろから見た時、体の軸がボードのちょうど真ん中にくるように立つということです。波に乗りながら確認は出来きないので、陸で何度も何度もボードの中心に立てるように練習してください。

ボードにバランスよく立つようにしよう

■肩幅よりちょっと広めのスタンス
ちょうどいいスタンスというのは、広すぎず狭すぎずということ。「肩幅よりやや広め」を基本とするといいでしょう。ただし、スタンスは人によってまったく異なるので、陸でテイクオフの練習時に一番楽に立てるスタンスの広さを確認し、実践してみてください。

個人差はあるが、膝をほどよく曲げるのがポイント

■膝をほどよく曲げる
膝は右写真くらいほどよく曲げることで、バランスはもちろん、様々なコンディションでもバランスが保てます。あまり深く曲げすぎてもボードがコントロールしにくいので、曲げ過ぎにも注意しましょう。イメージは膝を柔らかく、バネのように使う感じで！

最初は無理でも、なるべく先を見るように心がけよう

■視線は前に、先を見る
しっかりとした姿勢を作るには視線も大切です。ボードに立った時、下を向いてしまわないよう、しっかりと進行方向を見ましょう。頭を上げることで、背筋もしっかりと伸びます。最初は下を見てしまっても、少しづつ頭を上げることができるよう何度でも挑戦！


いかがでしたか？「テイクオフがしっかりできても、姿勢がなんか変……」なんてならないよう、最初からしっかりと良い姿勢を意識してテイクオフしてください。ただ、「絶対ココに立つ」という決まりはなく、サーファーによって立ち位置は様々。いい姿勢を意識して乗ることだけが上達の第一歩と言えるでしょう。

難しいことを考えずに、ゆっくり、焦らず、ひたすら練習が一番です！

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21Surf Spider