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ワックスの塗り方と注意点

ワックスはサーフィンでは「滑り止め」になるんです。知ってましたか?今回はそのワックスの塗り方と、使用における注意点を説明していきます。

執筆者:田村 隆之

「ボードとウエットスーツも買った。あとは海に行くだけ!」と、ちょっと待ってください。まだ海の前にやるべきことがありますよ。ボードにワックスを塗ることです。「面倒くさそうー」なんて思わずに、しっかり行いましょう。大切な相方なんですから!

ワックスを塗る意味と種類

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滑り止めのワックス。季節によって、使いわけます。値段は200円程度
どうしてワックスを塗るかご存知ですか?「ボードを滑りやすくするため?」と思いがちですが、違います。ボードが滑りやすくなったら、そもそも立つことが困難になります。ワックスを塗る意味は、板の上に立ち上がったとき、滑らないようにするためです。まったく逆ですね。

このワックスには様々な種類があり、季節に合わせて使いわけていきます。その種類は、パッケージに明記されているので、ここで覚えておきましょう!

■COLD:コールド・冬(最も水温が低い冬用)
■COOL:クール・春・秋(比較的水温が低い春や秋用)
■WARM:ウォーム・初夏(だいぶ水温が上がってきた初夏用)
■TROPICAL:トロピカル・真夏(水温も上がり、気温も暑い真夏用)
■BASECOAT:ベースコート(基本、オールシーズン使える)



ワックスはどこに、どのように塗る?

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大切なボードは、地面に落とさないように!
1、ワックスを塗るときは、ボードに傷をつけないよう、道路などには置かずヒザの上などに乗せて塗るようにする。ワックスはどこで塗ってもOKだが、真夏の野外などは、ワックスが熱で柔らかくなりすぎるので避けたほうがよい。真夏はエアコンの効いた部屋や、涼しい所で塗るようにしよう。

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いよいよ塗っていきましょう。「つぶつぶ」を意識して!
2、ワックスが「つぶつぶ」になるよう塗ることを意識する。理由はつぶつぶに塗ることで、滑りにくくするため。

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焦らず力を入れすぎないよう塗りましょう
3、ワックスを手に取り、ボードの立つ部分(デッキ)に円を描くように塗る。このときに力を入れすぎると、つぶつぶにならないので注意!軽めに何度も塗り込むようにします。

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赤い線の内側に塗るとGood!
4、塗る位置に絶対ココ!という位置はありませんが、右写真(赤線の内側)の位置に塗るといいでしょう。

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このつぶつぶ感がわかりますか?ココまでできるとGood!
5、こんな感じにつぶつぶになるまで塗ったら、OKです!


ワックスに関する注意点

ワックスは非常に熱に弱く、温度が上がると溶け出してしまいます。季節によって使い分けるくらいなので、きちんとその季節に合ったワックスを使用しましょう。夏に冬用のワックスを使うのはNG!

あとワックス自体を車の中に放置してしまうこともNG!冬は特に問題ありませんが、夏。夏の車内はものすごい温度になるので、そこにワックスを放置したらもう、ワックスの影形はありません。最悪の場合は流れ出します。それが車のシート・衣類などに染み込んだら、もう最低。どうしようもありません。

夏はビニール袋に入れて保管する、涼しい場所に保管するなどして丁寧にワックスを扱いましょうね。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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