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06年世界卓球の代表はこう決まる(2ページ目)

2006年にドイツで開かれる世界卓球選手権ブレーメン大会(団体戦)の日本代表選考基準が決まった。男女とも全日本チャンピオンが選考されるのは同じだが、国内選考会を男子は実施せず、女子は実施することになった。

執筆者:壁谷 卓


男子団体代表5名の選考基準

[1] 平成17年度全日本選手権大会男子シングルス優勝者(1名)

[2] 強化本部推薦(2名)
*次の2点を重視して選考する
(1)国際競争力の実績と評価
(2)国際競争力向上への高い潜在性があると思われる選手

[3] 世界ランキング30位以内の選手に2回以上勝利した選手の中から、強化本部で2名を選ぶ
*該当者が2名に満たない場合は、強化本部推薦を1名~2名増やす。
*平成17年9月のジャパンオープンから、平成18年1月末までのITTFプロツアーを対象とする。

[4] [1]と[3]の選手が重複した場合は、強化本部推薦を1名増やす


女子団体代表5名の選考基準

[1] 平成17年度全日本選手権大会女子シングルス優勝者(1名)

[2] 国内選考会優勝者(1名)
*選考会への出場基準は次の通り。
(1)2005年12月発表の世界ランキング上位3名
(2)2005年世界卓球選手権上海大会(個人戦)国内選考会1位~10位
(3)2005年アジア卓球選手権大会国内選考会1位~10位
(4)監督推薦3名以内(推薦なしの場合もあり)

[3] 強化本部推薦(3名)
*次の3点を重視して選考する
(1)世界ランキングの評価
(2)国際競争力の実績と評価
(3)国際競争力向上への高い潜在性があると思われる選手
*[1]と[2]が重複した場合は、強化本部推薦を4名とする。

なお、男女とも代表決定者が故障などで出場できなくなった場合には、代わりの選手を強化本部で決定する。
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