昨年秋の釜山アジア競技大会では、帰化選手2人が抜けた穴をカバーし、団体で銅メダルを獲得。アジア選手権でも一層の飛躍が期待される。まずは監督推薦の3選手の選考理由を聞いた。(女子の日本代表プロフィール)。

福原愛は、2年連続して全日本ジュニアをぶっちぎりで優勝した。一般でも、ダブルスで優勝しましたし、シングルスは一昨年ベスト8、昨年ベスト16に入っている。しかもまだ14歳。10年かけて世界チャンピオンにしなきゃいけない選手の1人であろうということで、将来性も含めての選考です。
高橋美貴江は、チーム戦におけるパフォーマンスが非常にいいのを評価しました。個人戦とチーム戦の戦い方というのは違ってくるんですね。個人戦は徐々に調子をあげていくのに対して、チーム戦は一発勝負のところがあって、そういうものを得意としている。ボールに威力があるし、力以上のものを出せるだろうと。また、ダブルスのことも考えて選びました。
そして、補欠として樋浦令子(ミキハウス)。もし、6人にケガがあったりした場合には樋浦を入れます。