卓球/卓球関連情報

5月の卓球ニュース&解説(02年)(6ページ目)

2002年5月の卓球にまつわる出来事やニュースと、その背景解説です。

執筆者:壁谷 卓

高校生の坂本竜介がブンデスリーガに挑戦。中学生の岸川聖也はドイツ3部リーグへ

21日に発売された「卓球王国」2002年7月号によれば、青森山田高3年の坂本竜介がドイツのブンデスリーガ2部の「カステル」でプレーすることが決まった。また、仙台育英学園秀光中3年の岸川聖也はドイツ3部リーグの「ミュンステル」でプレーすることになった。02~03年シーズンからの参戦に向けて、今年の秋にはドイツに渡るという。

4月に発表された男子ナショナルチームのメンバー構成によると、坂本はナショナルチームのメンバー候補、岸川はジュニアナショナルチームのメンバー。同誌によれば、ふたりのドイツへの橋渡し役となったのが、男子ジュニアナショナルチームコーチのマリオ・アミズィッチ氏。

アミズィッチ氏は同誌に、ふたりのドイツ行きを仲介した理由として、
《日本のシニアレベルでの環境が複雑で、伝統が強すぎる。現時点で日本国内だけで強化するには限界がある》
という趣旨のことを語っている。

また、坂本は、《とにかく楽しみ。少しでも早く1部リーグに上がりたい》と語っている。
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