イタリアオープンで梅村礼、柳智恵ペアが優勝
ITTFプロツアーのイタリアオープンが2日から5日にかけて行われ、2001年全日本チャンピオンの梅村礼(日本生命)が、韓国の柳智恵と組んだ女子ダブルスで優勝した。前月、バタフライとアドバイザリー契約を結んだばかりの梅村は、昨年夏のブラジルオープンでの女子シングルスに次いで2つ目の国際タイトルを獲得した。柳智恵は韓国のエースで、同オープン前の世界ランキング6位。
このほかの日本選手の最高成績は、男子シングルスの田崎俊雄(協和発酵)、女子シングルスの小西杏(ミキハウス)、男子ダブルスの田崎俊雄・鬼頭明(健勝苑)、女子ダブルスの小西杏・福原愛(ミキハウスJSC)、藤沼亜衣(ミキハウス)・樋浦令子(ミキハウス)、武田明子・岸真由で、いずれもベスト8だった。
なお、女子シングルスでは、中国代表として昨年の世界選手権大阪大会で2位の林菱が、香港に移籍して優勝を飾った。林菱については、世界卓球選手権大阪大会ルポ「練習会場から見える風景(10)」、および「(12)」に取り上げた。