ヨーロッパ選手権、ボル(ドイツ)、倪(ルクセンブルク)が個人2冠
2002年のヨーロッパ選手権が3月30日~4月7日、クロアチアのザグレブで行われ、男子シングルスはティモ・ボル(ドイツ)が初優勝。フェイヤー・コナートと組んだ男子ダブルスも制し、単複2冠を成し遂げた。
ボルは21歳。そのセンス抜群のボールタッチからヨーロッパの新星として早くから期待された選手で、ここ1年ほどで30位台の世界ランキングを3位に上げた。
女子シングルスでは、元中国代表の39歳・倪夏蓮(ルクセンブルク)が4年ぶり2回目の優勝。倪は、ブラシュチック(ポーランド)と組んだ混合ダブルスも制して2冠に輝いた。
女子シングルスの優勝候補と目されたボロス(クロアチア)、シュテフ(ルーマニア)は、それぞれベスト4、ベスト8止まりだったが、国際ペアを組んだ女子ダブルスで優勝した。
男子団体はスウェーデンが2年連続14回目の優勝。女子団体はルーマニアが10年ぶり2回目の優勝を飾った。