「ハイドサービス」の禁止が決定
「サーバーの手を離れてから打球されるまでの間、ボールはレシーバーに見えていなければならない」とするサービスの新ルール、いわゆる「ハイドサービス」の禁止が正式に決まった。2002年9月1日から実施される。
なお、ルールブックへの表記、審判の判定基準などを5月末をメドに明文化することも発表された。
これは2001年4月の総会で決まっていた事項。にもかかわらず、再び会議の俎上にのったのは、40ミリボール、11点制の導入につづくあまりの急ピッチのルール変更に、異を唱える選手が多かったため。
卓球を人気スポーツにしたいとの強い意志を持つシャララ会長は、観客の立場からの改革を推し進めており、サービスをわかりやすくするための新ルールは、「改革3点セット」のトリをつとめるものだった。