テニス/テニス関連情報

ストリンギングセミナーレポート

今回はプレイ時にはあまり気にしないストリングスの張替えについて、ストリングの専門メーカーであるゴーセンでのストリンギングセミナーへ参加し、講習で学んだ内容をレポートいたします。

執筆者:吉原 浩通

文章 : 吉原浩通(All About「テニス」旧ガイド)

皆さんはストリングスをどこで張り替えていますか?

●テニスショップ
●ストリングス専門ショップ
●テニスクラブやスクール
●ネットショップ

ストリングスを張り替えてくれるところはたくさんあります。
また、ホームストリングマシンが安価になったため、自分で張り替えているというテニス好きも最近は多くなって来ています。

あなたの一票の 『ストリングスはどれ位で張り替えますか?』 に対し半数以上が3ケ月に1回は張替えると答えています。

  今回はプレイしている時はあまり気にしないストリングスの張替えについて、ストリンギスの専門メーカーであるゴーセンでのストリンギングセミナーへ参加し講習を受けた内容を交えてご紹介致します。

 


セミナーを主催したゴーセンは国内のストリングシェア50%を誇り、プリンスやウイルソン、ヘッドなどへのOEM提供を含めると年間250~300万本のストリングの販売をしている国内トップのメーカーです。
ゴーセンではストリンガーに正しい知識と技術を持ってもらい
ラケット・ストリングの能力を最大限に引き出すために全国で年間20回(約400人)をこす、セミナーを開催し、セミナー参加者は6年間で3000人を超えています。

今回の講習の講師をして頂きましたのは
ゴーセンの川端さんです。
フェドカップのナショナルチームストリンガーでもある川端さんは
杉山選手、浅越選手をはじめ、国際トーナメント開催時には世界のトッププロのストリングの張替えも行う、日本のTOPストリンガーです。


ちなみにトッププロのテンションをお聞きしたところ
浅越選手は53ポンド、吉田選手は52ポンド、
杉山選手は56ポンド。
AIG JAPAN OPEN 参加選手の中で
トップはセレシュの88ポンド、最も低いテンションは
チャンの38ポンドだそうです。

講習会の参加者は24名、
ほとんどが張替えの経験者であるため、講習内容は張り方のいろはではなく、指定されたテンションと誤差なく、
また均一に張る方法や張っている途中や張ってすぐ切れる事故を無くす方法やフレームへのダメージを最小限にして張る方法など張り替えで差がつくちょっとしたTipsを教えて頂きました。
講習に使われた電動マシン
 

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