幻想的な魅力を纏う、ホール・オブ・フェイム

レッスルマニア前日に行われたWWE殿堂入り式典ホール・オブ・フェイム。会場となったフォックスシアターは豪華絢爛
4月21日には、日本でもPPVで『レッスルマニア23』放送された。

いつもの通り、WWEの国内放送は3週間のディレイがそのレギュレーションとなっているのだが、レッスルマニアから帰国してからというもの、休む間もなく仕事に没頭。日々慌しく過ぎ行く中で、フォード・フィールドに居たことすらもう数ヶ月前の事の様に思えて仕方がない。

夢の様な時間と空間―

レッスルマニアウィークを振り返ってみよう。大会前日にはWWE殿堂入り表彰式典『HALL of FAME』(以下、ホール・オブ・フェイム)が、フォックスシアターで開催された。このフォックスシアターは、ミュージカル、コンサート、オペラの会場としても利用され、その建物は美しく、幻想的。今年は、昨年注目されたブレット・ハートの様なスキャンダラスな受賞者こそいないものの、例年とはまたガラッと雰囲気を変え、厳かで格式高い式典が行われた。

そもそも、ホール・オブ・フェイムとは、1993年に死去したアンドレ・ザ・ジャイアントの功績を称える目的でWWE(当時のWWF)が設立した栄誉ある殿堂。その対象はWWEで活躍した選手、マネージャ、ディーバ、関係者らといったところ。1996年までは毎年殿堂入り功労者を発表していたが、数年のブランクを経て2004年より復活。式典を催し受賞者を大々的に称えるレッスルマニア前日の恒例行事となった。

今年、殿堂入りを果たしたのは、カート・ヘニング、ジェリー・ローラー、ニック・ボックウィンクル、ミスター・フジ、ザ・オリジナル・シーク、ザ・ワイルド・サモアンズ、“JR”ジム・ロス。受賞のおおとりを務めたのはダスティ・ローデスだった。ちなみに、このホール・オブ・フェイムでは、インダクターが受賞者を呼び込みスピーチをするのも特徴の一つ。今回は、JRのインダクターとして“ストーン・コールド”スティーブ・オースチンが、故シークには、RVD、サブーらが務め、受賞者のエピソードを語った。