日本野球界の2006年を振り返り、十大ニュースをカウントダウン形式でお送りします。
【2006年野球十大ニュース 国内編その1】第10位~第8位までまでと次点
【2006年野球十大ニュース 国内編その2】第7位~第4位まで
【2006年野球十大ニュース 国内編その3】第3位~第1位
【10位】 四国アイランドリーグからドラフト指名選手誕生
石毛代表率いる四国の独立リーグ、四国アイランドリーグから、社会人ドラフトで初の指名選手が誕生。創立2年目の四国アイランドリーグは、18歳~25歳の選手を集め、NPBへの登竜門となるべく活動しているが、1年目のドラフト指名選手はゼロだった。
【9位】 セ・リーグもプレーオフ開催決定
2007年シーズンから、セ・リーグもパ・リーグと同一方式でのプレーオフ開催が決定。セ・パ両リーグのプレーオフは「クライマックスシリーズ」と命名され、シーズン上位3チームが日本シリーズ出場権を賭けて争う。「シーズン1位がリーグ優勝」「プレーオフ時の1位アドバンテージなし」など、2006年のパ・リーグ方式と若干異なる点がある。
【8位】 日本ハム新庄引退、チームに優勝の置き土産
シーズン中の突然の引退宣言で波紋を呼んだ北海道日本ハムの新庄だが、チームは激戦のパ・リーグをシーズン1位で通過、そのままプレーオフ・日本シリーズと制し、アジアシリーズでも優勝。メジャーリーグから復帰後、「これからはパ・リーグです」の名言を残して日本ハムに入団した新庄だが、日本ハムの北海道での人気定着・観客動員に大きく貢献し、また日本プロ野球界にもそのパフォーマンスで話題を提供し続けた。そして最後に優勝という大きな置き土産を残したあたりは、「新庄劇場」のフィナーレとしては劇的だ。
【次点】 北信越リーグ設立発表、2007年開幕へ
四国アイランドリーグに続き、新潟・富山・石川・長野の四県を本拠とする「北信越ベースボールチャレンジリーグ」の設立が発表される。すでに球団名や監督は決定し、2007年春から開幕する。各チームはシーズン72試合を戦う。
【次点】 イチロー、6年連続200安打とゴールドグラブ
イチローがメジャーデビューした2001年以来、6年連続の200本安打を達成。今年は148試合目での到達で、来年は2リーグ時代以降の記録である7年連続に挑む。また、デビュー以降6年連続のゴールドグラブも獲得。
【次点】 ヤンキース松井負傷、連続出場記録途絶える
ヤンキースの松井秀喜は、5月11日の対レッドソックス戦の1回、浅いレフトフライをスライディングキャッチしようとして左手首を骨折。この試合を途中交代し、巨人時代から続いていた連続試合出場記録が1768で途切れる。シーズン終盤に無事復帰したが、ヤンキースはポストシーズンを地区シリーズで敗退し、21世紀になってからの悲願であるワールドシリーズ優勝を未だに果たせないでいる。
【第7位~第4位は?】→