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イチローは何人に一人の天才か?

一人のイチローという名プレーヤーを産むためには、はたして何人の日本人男子が必要か。さまざまな統計データをもとに、試算してみた。

執筆者:コモエスタ 坂本


よく言われる「●年に一人の逸材」。今回は実際にイチローをもとに試算してみた
一人のイチローという名プレーヤーを産むためには、はたして何人の日本人男子が必要か。さまざまな統計データをもとに、試算してみた。

1 高校生男子における高校球児の割合


高野連発表による、全国の高校球児の数は約16万6314人。ちなみに高校野球地方大会に出場するチーム数は約4000なので、1チーム約40人の選手を抱えることになる。

このうち、高校3年生の数は3で割って、約5万5千人となる。
一方、日本における18歳の男子人口は約71万人だ(2004年、人口問題研究所発表)。

71÷5.5=約13なので、高校生男子の13人に1人は高校球児である。

2 高校球児が日本のプロ野球選手になる割合


日本プロ野球のドラフトで指名される選手は、1チーム8人×12球団と考えると、年間100人のプロ野球選手が新たに誕生することになる。

55,000÷100=550なので、高校球児の550人に1人はプロ野球選手になる。

710,000÷100=7100なので、男子の7100人に1人はプロ野球選手になる。

またちなみに、甲子園に出場経験のある高校3年生は年間約1000人だ。

つまり、高校球児の55人に1人、男子710人に1人が甲子園経験者である。

【プロ野球選手がメジャーリーガーになれる割合】→
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