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楽天野球団の島田亨新社長を直撃インタビュー 「楽天球団社長に聞く(1)」(3ページ目)

2005年のNPB新規参入を果たした、東北楽天ゴールデンイーグルス。その運営会社である楽天野球団の新社長、島田亨氏にインタビューし、球団運営やプロ野球スタッフを目指す人たちの熱意などを聞いた。

執筆者:コモエスタ 坂本

ロッテ・水上選手のサイン

--島田社長個人の野球やスポーツとの関わりはどうでしたか?

スケボー小僧でした。「ボーイズ&ボーイズ」という映画に触発されて。いわゆる野球っ子ではなかったんですが、軟式で野球はやっていましたよ。右でも左でも両方投げられるように練習したりとか、右打ち左打ち両方打てますよ。

何より野球に思い出がある話ですが、僕は文京区の出身で(当時の)後楽園球場に近いんですよ。たまたま後楽園のロッテ戦を見に行った時、当時新人だった水上(善雄)選手に、なぜか持っていた左利き用のファーストミットにサインを貰ったんですよ。

それまで水上選手の顔も名前も知らなかったのに、それから不思議と応援するようになりましたし、またその頃ロッテにも興味を持ち始めました。プロアスリートは子供にとってインパクトのある存在だったのだな、と今あらためて思います。

「全国」と「地域」の両方を

--球団の地域密着についてはどうお考えでしょうか。

「地域密着」は活動でしか示せないと思っていますが、(楽天球団は)
ナショナルブランドとリージョナルブランドの両方を徹底的に追求したいと考えています。平たく言えば、巨人とダイエー、または巨人と日本ハムを足したブランドを作っていきたいと思っています。

僕が常に思っているのは「ANDの発想」です。これかこれならばどっち、という「ORの発想」ではなく、両方やろうと。それが困難であればあるほどそれをクリアするための方法論を考えて、チャレンジするのが経営者です。



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