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アテネオリンピック代表選手24名とその陣容を考える 「アテネ野球日本代表決定!」(3ページ目)

アテネオリンピックの野球日本代表選手が、6月25日に正式発表される。既報の代表選手24名(投手11名・野手13名)の陣容と、アテネ全9戦の先発オーダーを予想する。

執筆者:コモエスタ 坂本

コモエスタ坂本の選んだ代表メンバー

青は私が選んだメンバー、赤は選ばなかったメンバー。
※はアジア予選に参加していない選手。

決定メンバーと4人だけ違う。近鉄の岩隈・中村、横浜の三浦・相川は合致した。私は原則に忠実に、一球団から投手1名・野手1名を選んだ。まずは野手から見よう。問題なのは二塁手だ。藤本を入れるぐらいならば、阪神からは今岡を選ぶという手はなかったか。そして故障明けの宮本の控えに、鉄壁の守備のロッテ小坂を。また小坂はいざという時に足や小技も使える。守備固めの際に二塁の控えも必要だが、木村セカンドまたは小坂ショート・宮本セカンドでいいだろう。ロッテから選ばれる野手は小坂で鉄板だと思っていたが、まさか誰も選ばれないとは…。

投手陣は先発型6人でよく、あとはリリーフ専業投手と、試合が決まったときに登板する投手が必要だ。前者は日本ハムの立石。今季は先発もあるがリリーフで好調、ロングリリーフもこなせる。そしてアマ時代にアジア大会で2勝したなど、国際経験もある。日本ハムから選ばれる投手は立石で鉄板だと…。

そして後者の『試合が決まったときに登板する投手』、すなわち点差が開いた試合に登板する投手だが、レベル差のあるチームも出る国際試合では、大差のゲームも想定しておかなければならない。そこで国際経験豊富なマック鈴木である。これは半分冗談も入っているが、しかし今回の決定メンバーでは誰がそれに相当するのだろうか。黒田や清水直だったとしたら、もったいないという他ない。

という具合だが、後から聞いた投手11人枠で考えれば、オリックスはマック鈴木を外して野手村松でいいだろう。つまり、私の案が実際と違うのは、大きく言えば『藤本と金子じゃなくて今岡と小坂』、『清水じゃなくて立石』の2点である。というわけで、オマケまで読んでいただき、ありがとうございました。


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所属投手野手
ダイエー和田毅(先)城島健司(捕)
西武松坂大輔(先)和田一浩(外)
近鉄※岩隈久志(先)※中村紀洋(内)
ロッテ小林雅英(リ)
※清水直行(先)
※小坂誠(内)
日本ハム※立石尚行(リ)小笠原道大(内)
※金子誠(内)
オリックス※マック鈴木(リ)谷佳知(外)
※村松有人(外)
阪神安藤優也(リ)※今岡誠(内)
※藤本敦士(内)
中日岩瀬仁紀(リ)福留孝介(外)
巨人上原浩治(先)高橋由伸(外)
ヤクルト石井弘寿(リ)宮本慎也(内)
広島黒田博樹(先)木村拓也(内、外)
横浜※三浦大輔(先)※相川亮二(捕)
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