W杯 日本代表確定選手
6月9日開幕のW杯ドイツ大会。23人の代表メンバーも確定。巻誠一郎がすべりこんで代表に入った。 |
川口能活(磐田)
楢崎正剛(名古屋)
土肥洋一(FC東京)
■DF
宮本恒靖(G大阪)
加地亮(G大阪)
中澤佑二(横浜F・マリノス)
三都主アレサンドロ(浦和)
坪井慶介(浦和)
田中誠(磐田)
駒野友一(広島)
■MF
中田英寿(ボルトン)
中村俊輔(セルティック)
小笠原満男(鹿島)
小野伸二(浦和)
稲本潤一(ウェスト・ブロムウィッチ)
福西崇史(磐田)
中田浩二(FCバーゼル)
遠藤保仁(G大阪)
■FW
高原直泰(ハンブルガーSV)
柳沢敦(鹿島)
大黒将志(グルノーブル)
玉田圭司(名古屋)
巻誠一郎(千葉)
「サプライズ」と落選メンバー
ほぼ予想通りの結果となった。1人を除いては…。最後に滑り込んだ巻誠一郎はこれまでどんな時でも泥臭く体を張ったプレーを厭わなかった。そしていつも清々しく凛とした表情でインタビューに答え続けてきた。そのあまりにも素直な姿には多くの人が同情、いや、自然に期待するようになった。ジーコ監督に彼の想いが伝わったどうかは定かではないが、器用ではない男が初めての世界大会(大学選抜には選ばれているが各年代で選ばれた経験は無い)に選ばれたのは、多くの人にとって希望の星となっただろう。普通に考えれば5番手になるわけだが、高さでは1番手に挙げられる。ショートパスを繋げなくなったり負けられない状況に追い込まれたら出場の可能性は高い。彼のジャパニーズドリームはこれだけで終わらない事を期待したい。
一方の久保だが、古傷の腰に加え、先日のブルガリア戦を急遽先発回避した原因とみられる両足首の負傷などが落選の原因と見られる。久保本人も現在は100%ではないと語るだけあったので、ジーコ監督は開幕までには間に合わないと見切りをつけたのだろう。
しかし、ここで考えられるのは柳沢との待遇の差である。柳沢は3/25に骨折をしているが、この時点でジーコ監督は間に合えばという条件付だったが、ほぼ当確をほのめかしていた。タラレバになってしまうが、久保にも同様の条件を与えておけば彼の怪我がここまで悪化する事は無かったのではないかとも考えられる。