日本代表・Jリーグ/サッカー五輪 最新コラム

アテネオリンピック アジア最終予選 五輪代表日本ラウンド直前(5ページ目)

3月14日から行われるアテネオリンピック最終予選。福島県で最終合宿を行っているU-23日本代表の模様を、サッカーライター元川悦子さんのレポートでお届けします。あと3試合、がんばれ!

執筆者:小野寺 俊明

■那須大亮選手

「課題があったとしても、UAEラウンドは失点ゼロに抑えた。それを自信にしてもいいと思うし、そういう形を持続したい。UAE戦は相手も強かったけど、ラインコントロールもスムーズだった。コミュニケーションのミスは修正したい。例えば林との関係もそう。コミュニケーションで改善できる部分は多い。最終予選は1点の重みがすごくあるから、注意していかないといけない。何事も個人個人で話し合っていけば、改善できると思う。

バーレーンはロングボール主体。ラインの上げ下げには注意しないといけない。30番(A・フバイル)がラインの間をついてくるのがうまいから、コンパクトにして、この前のようなゲーム展開にさせないことが大事。相手は引いてくると思うし、サイドを使った攻めも重要になってくる。今日の練習でやった通り、後ろから追い越していく形が増えれば、マークもつきづらくなる。チャンスを作っていきたい」

■田中達也選手

「監督からの指示? 守備のこととかを言われた。相手の何番とかいうのもあったけど、自分たちのサッカーを確認することが中心だった。UAEでのバーレーン戦では自分たちのサッカーができなかった。だから、いかにコンパクトにしてボール回しをするか。それさえできれば、問題なく勝てると思う。みんなの体調もよくなってきたし、モチベーションも上がってきている。日本ラウンドが始まるまでまだ2日くらいあるし。自分は体調も悪くないし、お腹も壊していない。疲れはあるけど、できるだけのことはやりたい」

■山瀬功治選手

「自分のバーレーンに対するイメージがあまりよくないので、試合の中で修正していくしかない。そのきっかけがほしい。練習や試合で1つ1つのプレーを確かめて、よくなるきっかけをつかみたい。自分は考えてしまうとハマってしまうタイプなんで、あまり考えすぎないようにしている。今回はホームということもあって、まだUAEラウンドほどの気合は入っていない。が、アドバンテージはあると思う」

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