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<準決勝>
日本 1-0 オーストラリア
フランス 2-1 ブラジル
土砂降りの横浜国際、メインスタンドからバックスタンドが、かすんで見えなくなるほどだった。この雨中の激戦を制したのは中田英寿選手のフリーキック。前半43分ゴール前から、すべりやすい芝を利用してグラウンダーの強烈なシュートを叩き込んだ。後半11分に鈴木選手が退場となり、10人となったがこの1点を守り切り日本は決勝進出。しかし中田英寿選手は、所属のASローマの優勝に向けた戦いに参加するため、この試合後イタリアへ戻った。その後、しばらくトルシエ監督との確執が噂されることとなる。
<3位決定戦>
オーストラリア 1-0 ブラジル
オーストラリアは蔚山(ウルサン)で、ブラジルを破り3位になる。この大会でオーストラリアは、フランスとブラジル(ともにベストメンバーではないが…)の当時の世界ランク1・2位を破った。
<決勝>
フランス 1-0 日本
3月にパリで対戦、その時は0-5と惨敗した。いわゆる「サンドニの惨劇」と呼ばれる1戦。それから2ヵ月半。結果は1-0だが、フランスが開催国に敬意を払っているのを感じる試合だった。「世界は強い」ということを改めて実感した準優勝ともいえるだろう。
さて、今大会の結果はどうなるだろう。やや迷走中のジーコジャパンの活躍を期待しながら、眠い目をこすって応援したい。
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