ワールドサッカー/欧州サッカー

メッシはもう中堅?ティーンが欧州を席巻!(2ページ目)

10代の「超新星」と呼ばれる選手たちが各リーグで頭角を現している。彼らは欧州選手権でA代表入したり、北京五輪に出場して日本の若手選手たちと対戦するかもしれない。その注目の恐るべき超新星たちを紹介したい。

執筆者:斉藤 健仁

イタリア(セリエA)

デルピエロも10代で鮮烈なデビューを果たした。
ベテランの活躍が目立つイタリアだが、実は若手も負けていない。FWの決定力不足に悩むミランに彗星のごとき現れたのはパト(18歳・ブラジル)だけではない。ユース昇格組の18歳アルベルト・パロスキだ。

昨年2007年12月20日のコッパ・イタリア、カターニア戦で、スタメンでトップチームデビュー、初出場で初ゴールも決めて一気に注目を与えた。パロスキは今年2月10日のシエナ戦で途中出場してセリエAデビューも果たし、わずか15秒後ゴールを決め、セリエAでのデビューからの最速ゴール記録を更新している。今季は出場機会を求め、セリエB・パルマにてプレー中。

また、リーグ3連覇を狙うインテルにもガーナ出身・イタリア育ちのマリオ・バロテッリ(17歳)がいる。そしてラツィオには北京オリンピックに出場したDFロレンツォ・デ・シルベストリ(19歳)が国内で注目を集めている。

イタリアには他にも10代ではないが、カリアリからインテルにレンタル中のFWロベルト・アクアフレスカ(20歳※母親がポーランド国籍のため、ポーランド代表招集もあったが本人はイタリア代表入りを希望)や、ジェノアのDFドメネコ・クリシート(21歳)と、イタリア代表として国際舞台でその勇姿が期待できそうな選手も多い。

先日3月22日のインテルとのイタリアダービーで、ガエタノ・シレアに並ぶユベントスでの歴代最多出場記録552を達成した33歳のアレッサンドロ・デルピエロがユーベでデビューしたのはやはり18歳の時だった。

有望な若手選手が今後クラブや代表の柱となり歴史に残る選手になっていくかを注目して試合を見るのも楽しいはずだ。



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