アルプスの麓にあるグルノーブル
国鉄グルノーブル駅。スキー場へ向かうバスのターミナルが広がる(写真・斉藤健仁) |
早朝発のTGVに乗車。シーズン中だけあって、車内はスキー客でにぎわっている。だが、大学や研究所などが多く、最近では世界中のIT企業が集まっていることから、「フランスのシリコンバレー」とも呼ばれているグルノーブル。そのせいか、ビジネスマンの姿も多く見られた。
毎日練習場に通っているというファンたち。カメラを向けると気さくに応じてくれた(写真・斉藤健仁) |
彼らは日本人選手が加入したことについては、「若いし期待しているよ。我等のエスポワール(フランス語で希望)だからね。1部へ連れていってくれると信じているよ」と笑顔を見せた。
2部だがチーム層は厚い!
代表クラスの選手も多いグルノーブル(写真・斉藤健仁) |
グルノーブルは現在2部リーグに所属しているが、梅崎選手も「簡単にポジションが取れるほど甘くない」というくらい選手層は厚い。キャプテンのDFマテウス・ヴィヴィアンはユースのブラジル代表経験者で、エースのFWアクールはアルジェリア代表。
MFのヤネフはブルガリア代表で、昨年5月には来日もしており、大阪・長居で行われたキリンカップの日本戦でも、試合終了間際に30メートルのFKを決めているので覚えている人も多いのではなかろうか。
梅崎・伊藤選手の適応の早さはチームメイトも太鼓判を押す(写真・斉藤健仁) |
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