写真撮影/写真撮影の基礎知識

好きを表現するには愛で撮る(2ページ目)

自分のお気に入りの被写体を「これが好き!」と写真で表現したい。そんなときはどのように撮ったらいいのか、好きという思いを撮る写真表現方法のヒントを考えてみましょう!

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド

好きだからわかること、知っていることが撮れる


好きの表現方法
好きなものとは、人や物とは限りません。気象現象や雰囲気なども好きな被写体として含まれます。

好きな被写体については、それ自体よく知っているものです。興味があるものに対しては、誰に言われることはなく意識が向かい、細かいところまで知っていることが多いものです。

写真を撮る時に大事なポイントのひとつは、被写体を知ることです。自分の好きな被写体は、知っていることが多いわけですから、すでにこの点をクリアできています。これは写真を撮るには、大きく優位な立場にあるということなのです。

つまり好きな被写体だからこそ、撮るべきポイントをすでに知っているとも言えるわけです。これは大きなアドバンテージです。

具体的には、例えば好きなペットを撮影するとき、どんなときにどのような表情やしぐさをするかを把握している、という具合に。撮りたい表情やしぐさがいつ現れるかわかっているので、撮影にも活かせるわけです。

被写体の種類を問わず、好きだから詳しく知っていることは撮影には大きな強みである、ということです。被写体への愛があるからこそ知り尽くしたことは写真にも表れます。

自分が好きな被写体に気がついたら、次には好きだからこそ知っていることを撮影に活かしてみてください。きっとあなたにしか撮れないシャッターチャンスをすでに知っているはずです。

好きという表現を写真に表すヒントについて次のページで!>>
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