写真を撮る動機や目的は様々ですが、自分の好きな被写体にレンズを向けることは日常に多くあります。それは物や人物であったり、雰囲気が気に入ったという場合もあります。

これら自分のお気に入りのものを撮って、自分の思いを写真で表現してみたい。このようなときの撮影方法について、写真の表現方法のヒントを考えてみたいと思います。

自分の「被写体愛」に気がつく


好きの表現方法
自分が自然とレンズを向けてしまうもの、それは好きなものかもしれません。なぜか撮りたくなるものには被写体としての愛があるのかもしれません。自分の好きな被写体に気がついてみましょう。

ここでは「好き」という書き方をしていますが、ここで指す「好き」の範囲はとても広いです。思い入れ深く愛でているものであれば好きということは分かりやすいのですが、なんとなく気に入っているものや無意識に撮りたいと感じるものもその根底は、被写体に対する愛があることから来ているのかもしれません。この好きな被写体への思いは被写体への愛とも呼んでいいのではないでしょうか。

日頃何気なくレンズを向けることが多い被写体には、好きという「被写体愛」が隠れているかもしれない、まずこのことに気がついてみましょう。

好きだから撮っている、このことに気がつくと、これまでなんとなく撮影していた行為に動機を持てるようになります。撮影に限らず、あらゆる行動は動機づけがはっきりすると目的のある行動になります。人は目的なしでは、よい結果を生む行動はとりづらいものです。写真を撮るのにも目的があるのとないのとでは大きな違いがあります。

好きなものを撮っている、これだけでも撮影をする目的としては十分です

ただ、「好き」という言い方はしないだけで同じような気持ちで選んでいる被写体は人それぞれにあると思います。例えば自分が落ち着く場所を撮ることも好きの範囲に含まれるでしょうし、自然と意識が引き付けられるものも同様に考えられます。

嗜好により、意識がいくものはそれぞれです。その意識の裏に「被写体愛」があるということを認識すること、これが好きを表現して写真を撮ることの第一歩です。

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