写真撮影/風景・夜景を撮る

城を撮るときの5つのポイント(3ページ目)

「歴女」という歴史好きな女性が持てはやされるように歴史、特に戦国時代ものが流行っています。各地にあるお城を訪ねる方も多いでしょう。そこでお城を撮るときに使える撮影ポイントを5つにまとめました!

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド

門も侮れない撮影ポイント


城の撮影
姫路城の「水の一門」。重要指定文化財です

城の撮影
弘前城にある門

城の撮影
門のディテールなど細部を撮っておくと造りの部分から時代背景も見て取れます


どうしても目立つ天守に目が行きがちですが、天守にたどりつく前にくぐる門も城郭の見どころのひとつです。姫路城にいたっては、重要文化財に指定されている門がいくつもあります。

知らなければ素通りしてしまう門ですが、その作り具合に注目してみるとまたひとつシャッターチャンスが生まれます。門の全体とディテールとに分けて撮ってみるのもいいでしょう。

狭間は、攻撃の要所


城の撮影
姫路城の将軍坂。狭間のある塀があります

城の撮影
狭間の形は丸、三角、四角といったもの。狭間の形を活かした撮影もおもしろいかも


城内にある塀も門と同様に着目したい部分。特に塀にある丸や三角の穴は、狭間(さま)と呼ばれる部分で、侵入してきた敵を弓や鉄砲などで攻撃するために作られたもの。天守に向かって歩いているときは、城を攻める兵になった気持ちで進んでいくとこの狭間の穴が妙に気にかかるようになります。

攻める側、追い払う側それぞれの立場になってみると狭間の見え方も変わってきます。そんな戦いの要塞としての一部も意識した写真を撮ってみると意外な一枚を撮ることができるかもしれませんね。

続いて次のページでは、石垣に着目してみましょう!>>
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