照明演出をそのまま利用して撮影する
背景の色合いをはっきりさせたクラゲの照明を利用して撮影。メリハリのあるきれいな画像です |
深海に住むタカアシガニ。深海の雰囲気のある暗い海の底のような照明が雰囲気を作ってくれます |
水族館の水槽は、魚の生態に合わせて、できるだけ自然に近い状態にしています。照明も当然、見学する人より魚を重視している場合が多くあります。
これらの照明演出をそのまま利用させてもらい写真を撮ると自然の環境にいるような魚の写真を撮ることができます。
この場合もフラッシュは使いません。フラッシュを使ってしまうと、その場の照明の雰囲気はまったく写らないので、ノーフラッシュ撮影が基本です。
深海にいる魚介類などは照明も出来るだけ暗く設定されていて、海の底にいるような雰囲気になっています。その他では、クラゲなどはあえてはっきり見えるように明るい照明でくっきり浮かび上がらせています。
これらの照明を色味をそのまま利用して撮影するようにします。もし、実際に目にしているものと色合いが異なって写るようであれば、ホワイトバランスの設定を変更してみてください。ホワイトバランスの照明の種類を変えることで、色合いが変化します。
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