写真撮影/ペット・動物を撮る

水族館での上手な写真の撮り方(3ページ目)

水族館がどんどん新しくなりリピーターも増えています。水族館で写真を撮るときのポイントをご案内します。魚の動きに合わせて躍動感ある撮影方法も紹介しましょう!

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド

照明演出をそのまま利用して撮影する


水族館での写真撮影方法
背景の色合いをはっきりさせたクラゲの照明を利用して撮影。メリハリのあるきれいな画像です

水族館での写真撮影方法
深海に住むタカアシガニ。深海の雰囲気のある暗い海の底のような照明が雰囲気を作ってくれます

水族館の水槽は、魚の生態に合わせて、できるだけ自然に近い状態にしています。照明も当然、見学する人より魚を重視している場合が多くあります。

これらの照明演出をそのまま利用させてもらい写真を撮ると自然の環境にいるような魚の写真を撮ることができます

この場合もフラッシュは使いません。フラッシュを使ってしまうと、その場の照明の雰囲気はまったく写らないので、ノーフラッシュ撮影が基本です。

深海にいる魚介類などは照明も出来るだけ暗く設定されていて、海の底にいるような雰囲気になっています。その他では、クラゲなどはあえてはっきり見えるように明るい照明でくっきり浮かび上がらせています。

これらの照明を色味をそのまま利用して撮影するようにします。もし、実際に目にしているものと色合いが異なって写るようであれば、ホワイトバランスの設定を変更してみてください。ホワイトバランスの照明の種類を変えることで、色合いが変化します。

次のページでは、水槽の周りにいる人物の撮り方についてです!>>
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