デジカメなのか、それともムービーカメラなのか
ムービーカメラといってもいいかもしれないデジタルカメラ、ザクティ。 |
これまでは、オマケ的に付随してきたムービー機能でしたが、ムービーに特化したデジタルカメラというものも発売されています。その代表的なのがザクティ。
そんなザクティの特徴を少し探ってみましょう。
片手で握って持つカメラ
ザクティは片手で持ち、親指ですべてを操作できます。 |
カメラはかつてはファインダーを覗いて撮るものだったのが、いつしか液晶画面を見ながら撮るスタイルというのも定着してきました。液晶を見ながら撮れるのであれば、カメラの持ち方も自由であっていいのではないか、きっとそんな発想から作られているのがこのザクティ。
ザクティの特徴のひとつは、グリップスタイルで持つというところ。この形で見覚えがある方も多いかもしれません。
このグリップスタイル、エルゴノミクス(人間工学)スタイルとも呼ばれています。このスタイルだと、親指で操作したときに、人さし指と中指で押された力を支えることができて手ブレを防ぐ効果もあるのだとか。
さらに、片手で操作できるメリットは多いです。子どもを抱きながらだって、荷物を持ちながらだって撮れるわけですから使いやすいのは確かでしょう。このポイントは以外に大きいかもしれませんね。
液晶が自由に動くということ
ザクティの液晶画面はビデオカメラのように自由にアングルを動かせます。液晶が自由に動くことの優位性は、『これから主流になるか、可動式液晶画面』の記事でも取り上げました。液晶が自由に動かせることでアクティブに独創性のある映像を撮ることができます。
片手で撮れるので、小回りも効き、ビデオカメラでは撮りにくい映像にもトライできるでしょう。
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