ハプニングはあちこちに
ハプニングというほどでもないですが、いつハプニングが起きても不思議でないのが子どもたちの動きです。 |
大人から見るとどうしてこんなことができるのというようなことをしでかしてくれます。でもそんなシーンも子どもの写真の中では最高の一瞬ですね。ぜひ撮ってみましょう。
これもやはりそのシーンに気がつき、素早く撮れる体勢でいることが撮影するための必須条件です。本当に一瞬の出来事だったりするので、子どもたちと一緒に動き回る感じでいることが大事です。
そして素早く撮る。これはもうある程度は慣れが必要です。ですが難しく考える必要はありません。撮りながら慣れてくればいいのですから。ましてやデジタルカメラならその場で写真をチェックできて枚数もかなりたくさん撮れるのですから慣れるのはそんなに難しくはないはず。
子どもの想像力にはかなわない
子どもは大人では思いもつかないような遊び方をしてくれます。逃さず撮りたいですね。 |
そういう写真は後で見れば見るほどなぜかおもしろいものです。
このすばらしき想像力を持つ子どもたちを撮るときは、こちらも「撮ってあげる」ではなく「撮らせていただく」という謙虚な気持ちで挑むのがいいのかもしれません。すると自然に子どもたちと同調できていいシャッターチャンスにめぐり合うのかもしれませんね。ここが隠れた秘訣なのかも。
お子さんたちを撮る時には、ぜひお試しになってみてくださいね。
子ども写真で瀬川がとても気に入っている写真集があります。アラーキーこと荒木 経惟氏が写真家デビューするきっかけになった第1回太陽賞の受賞作でもある『さっちん』という写真集です。
今すぐにでも写真から飛び出てきて暴れまくりそうな子どもたち。
とてもいいお手本にもなり、この時代忘れてしまった人間臭さも感じられるおすすめの写真集です。現在でも発売されていますのでぜひいちどご覧になってみてはいかがでしょうか。
『さっちん・荒木 経惟』
■関連記事
・「こどものイキイキ笑顔を撮ろう」
■関連リンク集
・子供・家族を撮る