管理釣り場のフライパターン
管理釣り場で効果的なフライは、独特のパターンとオーソドックスなパターンの2種類が混在している。ここまでトラウト攻略編を続けているなかで、記事中に出てきたフライパターンの中からいくつか紹介しておきたいと思う。あいにく、これからの季節は水温が上昇しすぎて、管理釣り場はちょっと一服状態に入るところも多い。そんなときは無理をせず、涼しい部屋でじっくりフライを巻いてみるのも楽しいはずだ。では、今回はオーソドックスなフライパターンを2種類、シンセティックマテリアルを使ったものを1種類紹介したいと思う。これをヒントにぜひ自分が使ってみたいと思えるような楽しいパターンを作ってみてほしい。フラッタリングカディス
フラッタリングカディスはエルクヘアカディスにハックルが追加されたもの。動きのあるパターンなのでアピール力は抜群だ |
サイズは12番から16番あたりを中心にしておけばよい。管理釣り場や湖では大きめの12番、14番が使いやすいサイズになる。ヘッドがあるパターンとウイングの余りをそのまま巻き込んでしまいヘッド無しにするパターンがある。はっきりいって、どちらでもあまり釣果に差が出るような部分ではないので作りやすさのほうが大切だ。ウイングのエルクヘアの代わりにCDCを使ったパターンや、ボディにピーコックを使ったパターンなど、ちょっと応用するだけで様々なフライに変身するのでぜひ試してみてほしい。