小魚を演出!
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ミノーのサイズやレンジ、それにサスペンドタイプ、フローティング、シンキングと様々なタイプを組み合わせるとすべてのシチュエーションに対応できる |
ルアーならミノープラグという切り札があるので、それを使うのがベター。また、細身のスプーンでも代用できるケースがあるので準備しておくと万全だろう。ミノーを使う場合はリトリーブ中心なのか、それとも逃げ惑う小魚を演出するためにジャークさせるのかによって複数のタイプを持ってゆくのもよいだろう。サスペンドタイプなら水中で止めておいてトラウトにルアーを”見せる”釣りも可能だし、シンキングでフォールさせてもよい。フローティングタイプのキビキビした動きも捨てがたい、といった具合にルアーのチョイスというものはなかなか難しい。釣り場によって傾向もあるので研究してみるとよいだろう。
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ゾンカーはファーのカラーを変えることによって変化をつけると効果的。ウエイトにも気を使うとほぼすべてのレンジを攻めることができる |
フライの場合はゾンカーをはじめとしたストリーマーのリトリーブパターンが有効になる。ガイドは管理釣り場用のストリーマーは全部重めのウエイトを仕込んでいる。よく行く管理釣り場が最大水深で3m程度ということもあるが、この推進でタイプ1以上のシンキングラインを使うようなシーンではウエイトが少ないフライだとラインのほうが深い層へ到達してしまうからだ。
それを図解してみたのが上の画像だが、水深が浅いフィールドではフローティングかインターミディエイトのフライラインに重たいフライを組み合わせたほうがアタリが明確に出る。リトリーブさせたけどアタリが良く分からない、と感じる人はぜひこの組み合わせで試してみてほしい。
いつものエサ?を食べさせる
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面白いフォルムをしたペレットルアー。こうした個性的なルアーで釣るのは非常に楽しい |
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エッグやタコフライも管理釣り場では非常に釣れるフライ。ペレットと思って食べているのかは魚しか分からないが、奥の手的なメソッドのひとつだ |
ペレットなどの人工飼料をイミテートさせるにはそれっぽい色のものを使うと面白い。ルアーの場合はペレットのフォルムや色を採用している製品もあるので、キャストしてみるのも面白いだろう。フライの場合は表層になってしまうがケイヒルカラーのフォーム材を使ったパターンや、タンカラーのエッグやタコフライパターンでルースニングしてみるとよいだろう。このパターンがはまると入れ食いになるから面白い。ただし、釣り分けというテーマでいうと圧倒的にニジマスが多くなってしまうので注意が必要だ。たまにあるのだが、管理釣り場といえど急にルアーやフライを追わなくなるときがある。そのようなときの切り札として使ってみるのもひとつの方法だろう。
次回もトラウトチャレンジ編をお届けします。お楽しみに!
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