ルアーフィッシング/ルアーフィッシング関連情報

レンタルボートで湖上へGO!その3(2ページ目)

レンタルボートでブラックバスフィッシングを楽しむための講座弟3回目。今回は操船テクニックと魚探について解説します。

執筆者:中山 一弘

ポイントに近づく

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流れがある場合は船を上流に向けて操船すると楽だ。
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風の場合も同じ。要は流れに逆らわないポジションを保つことが大切
先ほども触れたがボートで移動するだけならほとんどの人がすぐにコツを掴んでくれる。難しいのはポイントにボートを留まらせることだ。自然の湖沼が舞台なので、風や流れは当然ある。これを考慮しながら操船するのは意外と難しいのだ。特にピンポイントな攻め方が必要な場所だと同じ位置で静止したいケースも多い。ルアーをキャストしやすい場所にボートを留めたい気持ちは分かるが、風と流れを考えずにやると逆に難しい釣りになることが多い。 

例えばここで図にしている、杭周りを攻めている2艘のボートに注目してほしい。一方はキャストしにくいが流れのくる方向に船首を向けている。もう一方は攻めやすいが流れと交わる角度にいる。どちらが正解かというと流れに船首を向けているほうだ。この位置に居ればボートを前後させるだけで同じ場所に留まることができるが、もう一方のほうは難しい操船を強いられることになるのだ。もう一枚の図は陸方向からの風を表現した図だが、これを見てもらっても分かるとおり、こちらも船首を風が来る方向に向けているほうが操船しやすい。実際の湖沼ではもっと複雑な流され方をするケースもあるが、いずれにしてもボートが流される方向をよく考えて、常に楽に操船できる方法を選択するようにすればオーケーだ。


魚探はどう使う?

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ポールの先端に振動子を取り付ける方法もある。クランプを使ってトランサムに設置し、振動子が必ず水中にあるようにポールの長さを調節して使う
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レンタルボートではあまり大げさな魚探はいらない。なるべくコンパクトで持ち運びやすいものを選ぼう
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魚探から得られる情報は有効に活用しよう。何回も通わなければ発見できないようなストラクチャーも一発で見つけることができるのは魅力
魚探を使う場合、センサーである「振動子」を水中に設置しなければならない。振動子から発射された音波が水中を進む間に様々な物体を通過する。水底で跳ね返って同じく振動子に受信された音波を読み取り画面に表示するのだ。そのため、レンタルボートであっても、グラついたり水面から出てしまうような設置の仕方はよろしくない。ガイドはポールをトランサムに付けて、その先端に取り付けたり、エレキのモーター部に直接設置したりしている。どちらが良いということはないが、どの取り付け方でも専用の治具が必要になるので、ショップで魚探を購入するときに一緒に相談しておくと良いだろう。

魚探がうまくセッティングできてもデータの読み取り方が分からなければ意味が無い。この画像の魚探の場合、左上の数値が水深、その下が水温となっている。残りの画面は水中の様子を表しているのだ。この場合を簡単に解説すると、2m下に小さなウィードの塊があり、それにまとわりつくように小魚の群れがポツポツ居ることが分かるのだ。


>>まだまだ続きます、レンタルボート編!>>
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