ポイントに近づく
流れがある場合は船を上流に向けて操船すると楽だ。 |
風の場合も同じ。要は流れに逆らわないポジションを保つことが大切 |
例えばここで図にしている、杭周りを攻めている2艘のボートに注目してほしい。一方はキャストしにくいが流れのくる方向に船首を向けている。もう一方は攻めやすいが流れと交わる角度にいる。どちらが正解かというと流れに船首を向けているほうだ。この位置に居ればボートを前後させるだけで同じ場所に留まることができるが、もう一方のほうは難しい操船を強いられることになるのだ。もう一枚の図は陸方向からの風を表現した図だが、これを見てもらっても分かるとおり、こちらも船首を風が来る方向に向けているほうが操船しやすい。実際の湖沼ではもっと複雑な流され方をするケースもあるが、いずれにしてもボートが流される方向をよく考えて、常に楽に操船できる方法を選択するようにすればオーケーだ。
魚探はどう使う?
ポールの先端に振動子を取り付ける方法もある。クランプを使ってトランサムに設置し、振動子が必ず水中にあるようにポールの長さを調節して使う |
レンタルボートではあまり大げさな魚探はいらない。なるべくコンパクトで持ち運びやすいものを選ぼう |
魚探から得られる情報は有効に活用しよう。何回も通わなければ発見できないようなストラクチャーも一発で見つけることができるのは魅力 |
魚探がうまくセッティングできてもデータの読み取り方が分からなければ意味が無い。この画像の魚探の場合、左上の数値が水深、その下が水温となっている。残りの画面は水中の様子を表しているのだ。この場合を簡単に解説すると、2m下に小さなウィードの塊があり、それにまとわりつくように小魚の群れがポツポツ居ることが分かるのだ。