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**ケイトウの花言葉は「色あせぬ恋」!**
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**鶏冠がそのまま名前になったお花**
まだ子供だったころ、「ケイトウ」はあの毛糸の花だと思っていました。そう思った方も多いのでは?赤くてちょっと艶があって、そして不思議な形、そう、鶏の鶏冠のようです。ケイトウ=鶏頭と読み、そのままの姿が名前になった花ですね。また、学名のCelosia(セロシア)は、ギリシャ語の「keleos(燃やした)」が語源だといわれ、赤く炎のような姿を表しているのでしょうか。
この「ケイトウ」の花を大きく分けると、セロシア属とアマランサス属の二つに分けられます。さらにセロシア属はトサカ系・羽毛ケイトウ・ヤリゲイトウ・セロシアの4種類あり、赤、黄色、オレンジ色を中心とした色が多いです。最近ではアンティックカラーも出ており、アレンジしやすくなりました。
また、日本には古くから馴染のあった花で、万葉集にも度々「韓藍(カラアイ)の花」として登場しており、草染めとして利用されていたそうです。また変わった使い方で、ケイトウを陰干しにし、室内でいぶすとネズミよけになるそうですよ。不思議ですね。
最後に、夏の疲れを癒してあげたいときは「赤いケイトウ」をそばにおいてみてください。一日の疲れが和らぎ、ほっと出来ますよ。最近ではミニ観賞用も出ているので、バスケットにいくつか並べておいても可愛いですよね。一度じっくり観察してみるのも面白い発見がありそうな楽しい花です。