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フラワーアレンジに役立つ!花の小事典vol.14 【2月の花】ラナンキュラス

12ヶ月のお花シリーズ第14回目。今回は、春のイメージピッタリの「ラナンキュラス」をクローズアップ。コロンとした形が卵のようで春を感じさせてくれます。

大西 里美

執筆者:大西 里美

フラワーアレンジメントガイド

フラワーアレンジに役立つ!花の大事典シリーズVol.14です。今回は、コロンと丸い形が可愛い花「ラナンキュラス」です。フリルいっぱいの花びらは、可愛い少女のよう。小さいつぼみからは想像もつかないほど華やかに開花するのが魅力です。

**ラナンキュラスの花言葉は「晴れやかな魅力」!**



フリルが可愛いラナンキュラス
学名Ranunculus asiaticus
分類キンポウゲ科ラナンキュラス属
原産地南西アジアからヨーロッパ
別名花金鳳花(はなきんぽうげ)・ペルシアンバターカップ・ターバンバターカップ
開花時期
花言葉晴れやかな魅力・忘恩・あなたは魅力に富んでいる・光輝を放つ・名誉・移り気・可愛さ・お祝い・光輝を放つ・名声・美しい人格・溢れんばかりの魅力など
・赤の花言葉は、あなたは魅力に満ちている
・白の花言葉は、純潔
・黄の花言葉は、優しい心遣い
・褐色の花言葉は、幸福


**フリルの花びらが幾重にも重なって少女のような花**


ラナンキュラスのコロンとした丸い花は、見ているだけでも幸せを感じてしまうのは私だけでしょうか?小さなつぼみからは想像もつかないほどの大きな花を開花させるその姿は春のイメージそのままです。名前の由来は、「カエル」。どうしてカエルなのかというと、カエルが好むような湿地に自生していたので、ラテン語でカエルのことを「ラナ」といい、それが名前の由来になったと言われているそうです。
また、本来ラナンキュラスの原種は一重咲きだったのが、18世紀にヨーロッパで大流行し、八重咲きが誕生。その後、アメリカや日本でも品種改良が行われてきました。その幾重にも重なった花弁は[がく]が花弁化したものだそうです。
特に、注意したいのは花びらが多いため、花が開いてしまわないうちに、茎が折れたり、花がしおれやすい事です。対処として、ラナンキュラスの茎が空洞なので、その中に別の茎やワイヤーを傷つけないように挿しこんであげると折れにくくなり、アレンジメントしやすくなります。ワイヤーが入ることで、自由に曲げを楽しむこともできます。
こんな可愛いお花「ラナンキュラス」は、見ているだけで気持ちが明るくなるパワーを持ったお花です。あなたも一足早く春をお部屋に呼込みませんか?

**ラナンキュラス参考サイト**


  • 花暦 四季の花々アルバム [from中村園芸場-]
  • ラナンキュラスカタログ [from FLORAL JAPAN-]
  • 風花 花だより [from 花市場-]
  • ラナンキュラス [from さこっちのお花畑-]
  • 【編集部おすすめの購入サイト】
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    ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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