シンガポール/シンガポールの観光・カジノ

シンガポールの観光名所

絶対に足を運びたい定番スポットからガイドおすすめの穴場スポットまで、シンガポールの観光名所をわかりやすくご紹介します。

執筆者:田嶋 麻里江

シンガポールの定番観光スポットとおすすめ観光スポット

シンガポールリバーの様子。川沿いは、マーライオン公園、ボートキー、クラークキーなど様々な表情を見せてくれます。
東京23区ほどの国土しかないシンガポールですが、主産業の一つが観光ということもあり、実は見どころが満載の国。まず、シンガポール旅行ビギナーには、定番観光スポット巡りがおすすめ。狭いシンガポールなら、短期間の日程でもこれからご紹介する定番観光スポットを充分満喫することができます。2回目以降のシンガポール旅行やちょっと余裕のある旅行日程なら、記事後半で紹介していきます、ガイドおすすめの観光スポットにも足を運んでみて! よりシンガポールという国を理解し、楽しむことができるでしょう。

シンガポールの定番観光スポット

ラッフルズホテル名物のドアマン。どのガイドブックにも必ずと言ってよいほど彼の写真が掲載されています。記念撮影にも快く応じてくれますよ!
ここは絶対に外せない!という定番観光スポットは、もちろんシンガポールにもあります。マーライオン、ラッフルズホテルなどの有名スポットは、シンガポール旅行の経験がない人でも一度は耳にしたことがあるでしょう。また、定番観光スポットは写真栄えするところばかり。足を運ぶ際はカメラをお忘れなく。ただし、ナイトサファリではフラッシュ撮影が禁止されていますのでご注意ください。

定番観光スポット1 マーライオン公園

マーライオン公園には「良い「気」がある」と地元の人たちにも一目置かれています
シンガポールと言えばマーライオンを思い浮かべる人が多いのでは? その位、マーライオンはシンガポールのシンボルとして有名ですよね。その一方、以前は「世界3大がっかり名所の一つ」などと言われたこともありました。しかし2002年に新しいマーライオン公園が完成してからは汚名を見事に返上! 今やシンガポーリアンから観光客まで沢山の人々が毎日訪れる人気観光名所となっています。

シンガポールという国名の由来であるシンガ(サンスクリット語でライオンの意)と魚(世界有数の貿易港なので海をイメージさせる物として)を合体させ、1972年にこのマーライオンは誕生しました。当初はエスプラネード橋の川寄りにありましが、120メートル海側へ移動した現在は、より広く開放感のある新しい公園の中心で勢いよく水を噴出しています。夜もライトアップされて美しい姿が楽しめます。

<DATA>
■Merlion Park(マーライオン公園)
住所:Fullerton Road(シンガポール川河口)
時間:24時間
料金:無料
アクセス:MRTラッフルズ・プレイス駅より徒歩約5分

定番観光スポット2 サルタン・モスク

モスクの前に伸びる道、ブッソーラ・ストリートには個性的なショップが軒を連ねています。お土産探しにもおすすめ!
多民族国家シンガポールでは様々な人種が暮らしており、もちろん宗教もそれぞれ違います。そんなシンガポールの姿が実感できるのが各宗教の寺院巡り。特にアラブストリートの象徴的な存在、サルタン・モスクはイスラム教徒だけでなく世界各国からやってきた観光客が訪れるスポットです。

毎週金曜日の特別礼拝の時間以外は16時まで見学ができます。ただし、タンクトップやミニスカートなどは肌を露出した服装はNG。大きな声でおしゃべりしたり、走ったりすることも厳禁です。郷に入れば郷に従え、マナーを守って見学するようにしてください。

<DATA>
■Masjid Sultan(サルタン・モスク)
住所:3 Muscat Street,Singapore 198833
TEL:+65 6293-4405
時間:9:00~13:00、14:00~16:00 金曜のみ14:30~16:00
アクセス:MRTブギス駅より徒歩約10分

定番観光スポット3 ラッフルズホテル

ホテル内の「ラッフルズホテル・ショップ」には様々なオリジナルグッズが並んでいます。お土産にもおすすめです
シンガポールの歴史や観光を語る上で欠かせない存在の名門ホテル、ラッフルズホテル。1887年、アルメニアの商人サーキース兄弟が大邸宅を改装し、レストラン&ホテルとしてオープンさせたのが始まりです。現在まで、チャーリー・チャップリンやイギリス人作家のサマセット・モームなど、そうそうたる常連客を迎え入れてきました。

ラッフルズホテルに宿泊することが出来れば一番ですが、もし叶わなくても是非シンガポール滞在中に足を運びたい場所です。緑豊かな敷地とコロニアル調の美しく凛としたたたずまいが調和した、品と風格を感じさせるラッフルズホテル。時間をかけてのんびり散策したいホテルです。

<DATA>
Raffles Hotel Singapore(ラッフルズホテル)
住所:1 Beach Road,Singapore 189673
TEL:+65 6337-1886
アクセス:MRTシティホール駅より徒歩約3分

定番観光スポット4 シンガポール動物園

象に乗ったり、記念撮影をしたりと子供から大人まで楽しめるアトラクションが満載です
自然と気軽に触れ合うことの出来る国、シンガポール。沢山のネイチャースポットがありますが、動物好きの人におすすめしたいのがシンガポール動物園です。ここでは、動物を檻に閉じ込めるのではなく、出来るだけ自然に近い形で動物が暮らし、そして私たち人間がその姿を観賞できるようにオープンスタイルをとっています。

オープンスタイルとは、堀や高低差などによって動物たちと人間の境界線を作るスタイルのこと。中にはオランウータンなど園内を自由に回遊している動物までいるんです。ですから皆さんも、動物たちの生き生きとした表情をきっと間近に見ることが出来るでしょう。

<DATA>
Singapore Zoo(シンガポール動物園)
住所:80 Mandai Lake Road,Singapore 729826
TEL:+65 6269-3411
時間:8:30~18:00
料金:大人18シンガポールドル、子供(3~12歳) 9シンガポールドル
アクセス:シンガポール中心部よりタクシーで約30分

定番観光スポット5 ナイトサファリ

ここは子供より大人が興奮するスポットかも!? 夜のジャングルへ迷い込んだような錯覚に陥る異空間です
動物と言えばナイトサファリも外す事はできません。シンガポール動物園の隣にあるナイトサファリは世界でも珍しい夜間専用の動物園。40ヘクタールの広大な敷地では、夜行性の動物たちを中心に1500頭を超える動物が飼育されています。

ナイトサファリに行ったら、まずはトラムに乗って園内を周ってみましょう。日本語ガイドが乗車する専用トラムもあるので英語が苦手な人でも安心。乗車時間は約45分。下車後は2.8キロの徒歩コースを歩いてみてください。トラムのルートでは見られない動物たちを徒歩コースでカバーできます。なお、カメラのフラッシュは禁止ですので、撮影の際はお忘れなく。

<DATA>
Night Safari(ナイトサファリ)
住所:80 Mandai Lake Road,Singapore 729826
TEL:+65 6269-3411
時間:19:30~24:00
料金:大人22シンガポールドル、子供(3~12歳) 11シンガポールドル
アクセス:シンガポール中心部よりタクシーで約30分

定番観光スポット6 セントーサ島

ショーの最後にはピンクイルカとの触れ合いタイムも!
シンガポール本土から800メートルのところにあるセントーサ島。バス、タクシー、ケーブルカー、モノレールといろいろなアクセス方法があり気軽に行けるリゾートアイランドです。

2009年8月にオープンしたシンガポール初のスポーツ・アドベンチャー・パーク、メガジップ・アドベンチャー・パーク。スパ併設の水族館、アンダー・ウォーター・ワールド。島の中心にある展望スポット、マーライオン・タワー。珍しいピンクいるかのショーが見られる、ドルフィン・ラグーン。全長650メートルのコースをゴーカートのようなブレーキ&ハンドル付きのリュージュで滑り降りる東南アジア初の本格的なリュージュ施設、セントーサ・リュージュ&スカイライド。充電式立ち乗り二輪車のセグウェイに乗れる、セグウェイ・セントーサ。……この他にも沢山のアトラクションがあり、子供から大人まで楽しめる観光スポットです。

<DATA>
Sentosa(セントーサ島)
TEL:+65 6736-8672
アクセス:ハーバーフロント駅からモノレール「セントーサ・エクスプレス」、ハーバーフロント・バスターミナルからバス「セントーサ・バス」、ハーバーフロントからケーブルカーで(2010年6月頃まで運行休止予定)、シンガポール各所からタクシーで(中心部から約20分)

おすすめの観光スポット

白亜の外観が目を引くプラナカン美術館。おすすめのスポットです
ガイドブックでは大々的に取り上げられてはいないけれど、シンガポール定番観光スポットを巡った後に是非足を運んでほしいガイドお勧めのスポットをご紹介します。2回目のシンガポール旅行の人や時間に余裕がある人、また定番中の定番には興味がないと言う人に参考にして頂きたいと思います。

おすすめ観光スポット1 プラナカン博物館

色使いが美しいプラナカンの陶器の数々も展示されています
MRTシティホール駅から徒歩約10分、フォートカニングパークやシンガポール経営大学(Singapore Management University/SMU)などに囲まれた中心地ながら閑静な場所にプラナカン博物館があります。

昔は学校だった白亜の建物だけでも存在感のある博物館。エントランスを入ると吹き抜けのロビーが目の前に広がり、ヨーロッパの瀟洒な美術館のような雰囲気です。

この博物館では、プラナカンと呼ばれる14~15世紀頃にマレー半島にやってきた中国系移民の子孫とその文化を様々な展示品とともに紹介しています。マレーをはじめ、オランダ、イギリスなどの文化が融合した独特のプラナカン。シンガポールらしいミックスカルチャーが体感出来る博物館です。

<DATA>
Peranakan Museum(プラナカン博物館)
住所:39 Armenian Street,Singapore 179941
TEL:+65 6332-7591
時間:月曜13:00~19:00、火曜~日曜9:30~19:00(金曜は21:00まで)
料金:6シンガポールドル(金曜19:00以降は3シンガポールドル)、6歳以下無料
アクセス:MRTシティホール駅より徒歩約10分

おすすめ観光スポット2 ジュロン・バードパーク

熱帯の緑に色鮮やかなフラミンゴがとても映えますね
シンガポール動物園、ナイトサファリ、そして動物好きの皆さんに次にお勧めしたいスポットがジュロン・バードパーク。1971年オープンと歴史は古いですが、リニューアルが行われ装いも新たにパワーアップしました。

20ヘクタールもの広大な敷地に約600種、9000羽の鳥たちが飼育されています。タカやワシなどの猛禽類によるショーや世界一の高度を誇る人口滝を有する世界最大の鳥かごなど、ここにしかない珍しいアトラクションが満載です。園内は広いですがモノレールで移動できるので小さなお子さん連れでも安心。最後に色鮮やかな鳥たちのと記念写真を忘れずに!

<DATA>
Jurong Bird Park(ジュロン・バードパーク)
住所:2 Jurong Hill,Singapore 628925
TEL:+65 6265-0022
時間:8:30~18:00
料金:大人18シンガポールドル、子供(3~12歳) 9シンガポールドル
アクセス:シンガポール中心部よりタクシーで約25分

おすすめ観光スポット3 シンガポール植物園

比較的涼しい朝、夕の時間帯が散策におすすめです
シンガポール植物園(ボタニックガーデン)内にある国立蘭園を訪れるツアー旅行は多いですが、のんびりとボタニックガーデンを散策する旅行客は意外と少ないんだとか。

1859年に開園したボタニックガーデン。150年もの長い間、地元の人たちの憩いの場所として、また、観光客に人気のスポットとして親しまれてきました。開園以来、何度もリニューアルが行われ、常に進化し続けています。フードコート、カフェ、レストラン、ショップ、野外ステージ、子供専用公園など様々な施設があり一日いても飽きない植物園です。

ここでは日本人のボランティアガイドが、毎月第1土曜日と奇数月の第2水曜日、いづれも10時から約1時間半のガイドツアーを開催。予約の必要はなく、参加希望者はビジターセンターに行けばOK。誰でも気楽に参加できます。

<DATA>
Singapore Botanic Gardens(シンガポール植物園)
住所:1Cluny Road,Singapore 259569
TEL:+65 6471-7361
時間:5:00~24:00(国立蘭園8:30~19:00 最終入場は18:00まで)
料金:無料(国立蘭園は有料)
アクセス:オーチャードから車で5分

おすすめ観光スポット4 シンガポールリバー・クルーズ

マーライオンと記念撮影もバッチリ!
水陸両用車のダックツアーが登場してから、人気を奪われた感のあるリバークルーズ。しかし、昔ながらのボートでのんびりと川をクルージングすれば、岸からの眺めとは違った表情が楽しめるはずです。

シンガポールリバー沿いには数々の名所があり、見どころも満載。おなじみ、マーライオンも真正面から見られるのはクルーズだけ。マーライオンの前ではしばらく停まってくれるので、写真撮影も問題ありません。川からの涼しい風を感じながら快適に観光ができるリバークルーズ、おすすめです!

<DATA>
Singapore River Cruises & Leisure(シンガポールリバー・クルーズ)
乗り場:ラッフズ卿上陸地点、ボートキー、リバーサイドポイント
TEL:+65 6336-6111
時間:9:00~22:30
料金:大人13シンガポールドル、子供8シンガポールドルから(コースによって異なる)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます