フラワーアレンジメント/利用場面別フラワーデザイン

リースもいいけどツリーもね ツリータイプのアレンジ

今回は、ツリーのアレンジ編です。リースは作ったことあるけれど、ツリーは無いと言う人、結構いるのでは?今年はツリーをかざってみませんか?

大西 里美

執筆者:大西 里美

フラワーアレンジメントガイド

☆ツリーを楽しもう!☆

 今回は、ツリーのアレンジ編です。リースは作ったことあるけれど、ツリーは無いと言う人、結構いるのでは?今年はツリーをかざってみませんか?

 材料的には、リースよりツリーのほうがたくさんいるようになりますが、アレンジの仕方次第でたくさんオーナメントがなくても、結構豪華なものができたりします。ツリーアレンジは大まかに分けて2種類考えられます。1つは、円錐形のオアシスにスパイラル状にドライやオーナメントを挿していく方法と、コーンスタイルに形を整えながらアレンジしていく方法です。

前者はホームが形作りやすいので、初めての方にお勧めですが、全面をカバーするのに材料が結構多く必要になってきます。後者は、形を整えるのがむずかしい形ですので、初心者向けではありませんが、生花でもドライでもどちらでもできるので、準備に手間を取らずに済みます。では、どうすればいいの?っということで、考えました。二つのよいところを組み合わせたツリータイプ。さあ、一緒にはじめましょう。


 まず、材料です。花器に素焼きのテラコッタを用意します。スマートな縦長タイプがよいでしょう。その花器に、アクリル絵の具でペイントしましょう。下地に赤とグリーンを適当に塗り、その上からアイボリー色をラップをくしゃくしゃに丸めたものでぽんぽんとたたくように全体を塗っていきます。乾いたらゴールドを丸めたラップにつけて水玉のようにたたいて塗っていきます。

次にリースを大小2つ用意し、リース大の方をほどきます。ロングワイヤー♯16を2本真中から折り、Uピンを作ります。山を合せてコーン状を作り、先にほどいたリースをらせん状に絡めます。底の部分のツルとワイヤーを固定し、適当に真中ぐらいまでツルを絡めましょう。底面部分にワイヤーをクロスにかけ、花器にオアシスをセットしたものに固定します。このとき、花器のふちから15センチぐらいは出ていたほうがいいでしょう。最後に上からリース小を乗せ、ツリーボディの出来上がりです。


あとはフレッシュのヒバをバランスを見ながら挿していき、ドライや各種オーナメントをバランスよく刺していくだけです。全体にシサル麻をスバイラルに絡めたり、ゴールドやシルバーのワイヤーやガーランドを絡め、天辺に星のオーナメントをつければ完成です。仕上げにコーティング材をスプレーし、キラキラ粉を上から振り掛ければ、ほら、素敵なツリーの出来上がり。見た目も高さがあるので見栄えするし、材料がそんなにかからないのが嬉しいでしょ?



前回のリースキャンドルとセットで飾ると、ほら、もうそこまでサンタが来てますよ。次回はお正月の楽しみ方です。お楽しみに・・・
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