クレイフラワーって知ってますか?粘土のお花です。パン粘土や樹脂粘土がそれにあたりますが、子供の時に触った油粘土とはぜんぜん違うものです。特に樹脂粘土は、手触りがとっても気持ちよいのです。たとえれば、マシュマロのような感触と言えば、なんとなくイメージ出来るでしょうか?あのふぁふぁ感と、お餅のような伸びに特徴があると言えます。
また、着色もとても簡単で、白、黒、赤、黄色、青の5色で、色同士を混ぜ合わせて希望のカラーを作り出します。薄い色は少しづつカラーを足して希望のカラーにしていくのです。色の勉強にもなりますね。どうしても思った色が出せない時は、後から絵の具で着色しますが、これもちょっとした色使いでいろんな表情を見せてくれます。
今から作るのなら、コサージュなど手軽でよいかも。一番難しそうで簡単なバラの作り方はワイヤーに花芯といって、涙形の塊を付けます。そして、花びらを一枚、一枚薄くプレスして、花芯に貼り付けていくのです。さらに、小花は涙形の太い方を細いはさみで5等分して、一枚一枚ブレスして、薄い花びらを作り上げていきます。花を製作する時、大切なことは、手が汚れていないかチェックしましょう。少しでも汚れていると、指に粘土がくっついてしまい、大変なことになってしまいますので、綺麗な手で作業して下さいね。小花は結構使い道があるので、余裕があれば、余分目に作っていると後で楽に作業できるでしょう。
グリーンは、大きいものなら、型がありますので、それで葉形にブレスした物を押し付けて葉脈をとれば、綺麗に見えます。小さな葉であれば、涙形を葉形にプレスするだけで出来上がりです。ガクが必要な場合もこの仕方でプレスして作ります。だんだん形になってくると楽しいですよ。そうして出来上がった花と葉を組み合わせて、ラウンドやクレッセントに形作って安全ピンをつければ出来上がりです。
もっと慣れてくると、トピアリーや、フラワーボックスなど、いろいろなものにつけて楽しむことが出来ます。時計などを作ってプレゼントしたら、とっても喜ばれると思います。フォトスタンドでも素敵ですよね。思い出の写真を入れておくには、ちょっとくすんだカラーがお似合いです。スモークピンクなど柔らかなカラーで、お花を額ぶちにアレンジしてリボンをかけましょう。この時ワイヤーが不要であれば外して製作してくださいね。
こんな風にアイデアは、無限です。ぜひ、あなただけのオリジナル作品を制作して、素敵な花生活を楽しんで下さいね。いつもそばにお花があるって幸せですもの。
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