"日常の中のちょっとした非日常"に生まれる感動
ヒルトン東京「ギャラリースイートプロジェクト」
Room No.3001 荒川眞一郎「red1,2,3」2007, flannnel, 116x116x3cm+53x53x2cm+23x23x2c, \600,000.- (set of three) |
タワースイートルームの高層階ならではの窓からの景色も魅力的なのはさることながら、現代美術作品を客室に取り入れた空間は、滞在を更にワンランク上の特別なものにしてくれることでしょう。作品と共に滞在し、楽しみ、さらに希望によって、作品の購入もできるとのことです。宿泊はもちろん、少人数の会議やミーティングなどのクリエイティブなミーティングスペースとして、日帰り利用も可能です。
荒川眞一郎「red1,2,3」 |
【ヒルトン東京】
■所在地 東京都新宿区西新宿6-6-2
■電話番号 03-3344-5111(ヒルトン東京)
■料金(参考) 1室、2名利用71,900円~
■アクセス 各線新宿駅(西口) より徒歩10分/地下鉄丸ノ内線 西新宿駅 (C8出口)より徒歩2分/地下鉄大江戸線 都庁前駅より徒歩3分
■地図 Yahoo!地図情報
■WEBサイト http://hiltonjapan.ehotel-reserve.com/hilton-tokyo/
■プロジェクト問合わせ 03-3344-5111(マーケティング・コミュニケーションズ)
関西エリアならこちら!
京都 THE SCREEN、大阪 T'POINTほか
101 TETSUEI NAKAMURA |
同じく京都からご紹介したいのはprinz(プリンツ)です。こちらはカフェ、ブックショップ、CDショップ、ガーデンと宿泊施設までもが融合した複合施設になっており、1階のギャラリーでは企画展を中心に年間通じて展示を開催、2階の貸しギャラリーでは若手現代美術作家の作品を見ることができます。ホテル客室部分は2室と少ないですが、3名まで利用できる部屋と6名までが利用できる部屋の2タイプの用意があり、グループ滞在にもおすすめです。パーティー利用も可能とのことです。
畠山直哉氏の写真作品「Slow Glass」をコンセプトとした部屋 |
大阪にあるHOTEL T'POINTも関西エリアで人気のあるデザイナーズホテルです。そのなかでも、写真家畠山直哉の作品「Slow Glass」をコンセプトに設計された客室と、横谷奈歩(よこや・なほ)による客室はこちらのホテルの顔とも言えるおすすめのお部屋です。畠山直哉の「Slow Glass」は、雨粒が描く水玉模様に映りこむ無数のイメージを写した作品シリーズなのですが、真っ白な部屋に大きな窓のように飾られた作品の存在感は圧巻です。横谷奈歩による客室は、室内全体がインスタレーション作品のようにデザインされており、まさにアート作品の中に泊まる!を実現した部屋になっています。
なお、こちらのホテルでは、客室を会場とする期間限定の美術展「stay with art」を2001年より不定期で開催しています。森村泰昌、藤本由紀夫をはじめ、気鋭の若手作家高嶺格(たかみね・ただす)など多数の現代美術作家がこれまで参加しています。
関西エリア3軒の基本情報は、最後のページでご案内します。