文章:橋本 誠(All About「アート・美術展」旧ガイド)
- 冒険王・横尾忠則(1P目)
[会期] 2008年4月19日(土)~6月15日(日)
[会場] 世田谷美術館(東京・世田谷) - 英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展
[会期] 2008年4月25日(金) ~7月13日(日)
[会場] 森美術館(東京・六本木) - The House展
[会期] 2008年5月19日(月)~5月29日(木)
[会場] 日本ホームズ住宅展示場(東京・六本木) - GEISAIミュージアム2
[日程] 2008年5月11日(日)
[会場] 東京ビッグサイト東4ホール(東京・お台場)
冒険王・横尾忠則
《A LA MAISON DE M.CIVEGAWA 暗黒舞踏派ガルメラ商会》ポスター色指定紙 1965年 |
《想い思い出劇場》2007年 |
横尾は1936年生まれの美術家、グラフィックデザイナー。
1960~70年代は寺山修司「天井棧敷」や唐十郎「状況劇場」のために制作したポスターをはじめとした鮮烈なグラフィック・デザインでその名を広め、映画にも出演。1980年代には「画家宣言」を行い画業を活発にこなし、昨今は「隠居宣言」のかたわら小説家デビューをするなど実に幅広い創作活動を行なっています。
今回の展覧会ではその軌跡を「冒険」と捉え、およそ700点の多彩な作品が紹介されています。
見どころは1960~70年代の貴重なグラフィック原画で、1300点の資料の中から約500点が精選されています。その大半が初公開とのこと。
「平凡パンチ」や「話の特集」を飾った数々のイラスト、寺山修司や唐十郎、土方巽のアングラ演劇・舞踏のポスターなど、若き時代の横尾の大胆な仕事ぶりを堪能することができます。
またこれらのグラフィック作品ともどこか世界観の通じる最新作シリーズ《Y字路温泉》(2007年~)も一挙に公開。
横尾ファンにとってはもちろん、アート・デザインファンには大注目の展覧会です。
【冒険王・横尾忠則 初公開!60年代未公開作品から最新絵画まで】
■会期 2008年4月19日(土)~6月15日(日)
■会場 世田谷美術館1階および2階展示室(東京都世田谷区砧公園1-2)
■開館時間
10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
■休館日 月曜日(休日の場合は翌日、4月28日および5月5日は開館)
■入場料 ( )内は20名以上の団体料金
一般 1,200(960)円
大高生・65歳以上 900(720)円
中小生・障害者 600(480)円
■主催 世田谷美術館
■後援 世田谷区/世田谷区教育委員会
■問い合わせ 03-3415-6011
詳しくは世田谷美術館 オフィシャルサイトをご確認ください。
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