宮島達男 | Art in You
Counter Skin in Hiroshima - 3 black 2007 |
宮島は1957年東京生まれの作家で、1から9までの数字を使ったデジタルカウンターの作品で知られています。
1988年にベニスビエンナーレのアペルト部門への参加を皮切りに、国内外での重要な現代美術展に多数参加。1999年にはベニスビエンナーレの日本館の作家に選出されています。
ロンドンのテート・ギャラリーや東京都現代美術館など各地の美術館に作品が所蔵されているほか、パブリックアートも手がけています。日本では、六本木ヒルズ内のテレビ朝日外壁に大きな数字が点滅する作品があるので目にしたことがある方も多いでしょう。
HOTO(image drawing) 2007 Courtesy of Shiraishi Contemporary Art Inc. and Lisson Gallery |
2007年に日本国内4個所(北海道天売島、奈良の岩船、広島平和記念公園、沖縄平和祈念公園)で開催したワークショップキャラバンを通じて制作した作品「Counter Skin」 や、参加者が自らの死の日時を打ち込むことでカウントダウンをはじめる「Death Clock」、高さ6メートル直径2メートルのLEDの巨大立体作品「HOTO」などの新作を中心に構成されます。
首都圏ではおよそ8年ぶりとなる大型個展で何を見てることができるのか、期待の高まる展覧会です。
【宮島達男 | Art in You】
■会期 2008年2月16日(土)~5月11日(日)
■会場 水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城県水戸市五軒町1-6-8)
■開館時間 9:30~18:00
■休館日 月曜日
※ただし5月5日(月・祝)は開館
■入場料
一般 800円
中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
■主催 財団法人水戸市芸術振興財団
■助成 財団法人アサヒビール芸術文化財団
■協賛 株式会社資生堂
■協力 アサヒビール株式会社/株式会社白石コンテンポラリーアート/株式会社創夢/株式会社ティー・ジー・エイ/Lisson Gallery
■企画 森司(水戸芸術館現代美術センター主任学芸員)
■企画補佐 高橋瑞木(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
詳しくは水戸芸術館 オフィシャルサイトをご確認ください。
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