鳥獣戯画がやってきた!
―国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌―
国宝「鳥獣人物戯画絵巻 甲巻」(部分) 平安時代(12世紀) 高山寺蔵 |
鳥獣戯画の特徴は、何と言ってもマンガやアニメ、キャラクター文化の源流とも言える線描表現やユーモア性、動物の擬人化が見られる点にあることは、皆様もご存知の通りでしょう。
この展覧会では、京都・栂尾の高山寺に所蔵される「鳥獣戯画」四巻が中心に紹介されるのですが、一部の巻には人物も描かれているため、正確には「鳥獣人物戯画絵巻」と呼ばれています。
甲・乙・丙・丁の四巻からなる絵巻はそれぞれに画風が異なり、制作年代についてもある程度の幅があると考えられているとのこと。
これらを前・後期に分けてその魅力をじっくりと紹介し、それぞれの系譜に連なる作品もあわせて展示することで、「鳥獣戯画」とそこから見えてくる日本文化の本質に迫る内容となっています。
【鳥獣戯画がやってきた!―国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌―】
■会期 2007年11月3日(土・祝)~12月16日(日)
■展示替え 前期11月3日~11月26日 後期11月28日~12月16日
■会場 サントリー美術館(東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガーデンサイド)
■開館時間
[日・月] 10:00~18:00 [水~土] 10:00~20:00
※最終入館は閉館30分前まで
※1月2~4日は18時まで、12月23日、1月13日は20時まで
■休館日 火曜日・元旦
■入館料
一般 1,300円
学生(高校生・大学生) 1,000円
※中学生以下無料
■主催 サントリー美術館/読売新聞
■特別協力 栂尾山高山寺
■協力 日本航空
■問い合わせ 03-3479-8600
詳しくは鳥獣戯画がやってきた! オフィシャルサイトをご確認ください。
最後のページでは、江戸の絵師の2つの顔を紹介する展覧会!