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注目の現代美術+オークション 実践編

盛り上がりを見せるアートオークションのシーンを紹介するとともに、具体的な参加方法や実際の現場の雰囲気をお伝えします。

執筆者:橋本 誠

文章:橋本 誠(All About「アート・美術展」旧ガイド)
以前このサイトで現代アートオークションに関する記事をご紹介したことがあります。シンワアートオークションが開催したオークション前夜祭を中心に取り上げたものでした。

ここ1年、アートファンの間ではオークションに対する関心が高まっていて、新しいオークション会社も登場するなどにわかに業界が盛り上がりを見せつつあります。

今回の記事では、去る2007年4月14日に行われたシンワアートオークションの「コンテンポラリー アート オークション」の例を用いて具体的な参加方法や実際の現場の雰囲気をお伝えしたいと思います。

注目を集めるシンワアートオークション

カタログ表紙
注目を集める「コンテンポラリー アート オークション」
前回に引き続き今回も取材にご協力いただいたのは、日本で最大手のオークションハウスであるシンワアートオークションです。

シンワアートオークションでは、国内外の著名な作家の近代絵画などを扱う「近代美術」、その中でも求めやすい価格帯を扱う「近代美術 Part ll」、陶芸作品を扱う「近代陶芸」、宝石や時計などの高級装飾品を扱う「ジュエリー&ウオッチ」を中心に、コンテンポラリーアートやワインのオークションなども開催しています。

今回取材を行った「コンテンポラリー アート オークション」は、昨年より本格的に開催されはじめたもので、日本の現代アート作品が多く出品されるところが特徴です。

例えば今回はカンノサカン、町田久美のような若手から、近年注目を集めつつある天明屋尚、小林孝亘のような作家、奈良美智、草間彌生など既に海外でも人気が高い作家、ロイ・リキテンシュタイン、アンディ・ウォーホルなど海外の巨匠まで幅広いラインナップで、開催前より注目を集めていました。

【コンテンポラリー アート オークション】
■日時  2007年4月14日(土)18:00~
■会場  シンワアートミュージアム
■下見会
 2007年4月9日(月)~13日(金)10:00~18:00
 2007年4月14日(日)10:00~14:00

次のページでは、オークションへの参加方法を詳しくお伝えします!
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